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【映画】「ハンニバル」あらすじ紹介と原作との違いをネタバレ解説

STUNNER編集部
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2001年に制作され、その残酷なシーンとスリリングな展開で大きな話題となった映画「ハンニバル」。 トマス・ハリスの小説を原作とし、1991年の「羊たちの沈黙」の続編にあたります。 今回は「ハンニバル」のあらすじ紹介と、衝撃の結末となっている原作との違いなどをネタバレ解説します。

本記事は映画のエンディングまでのネタバレが含まれています。

記事をご覧になる際は十分にご注意ください。

こちらの記事にはネタバレが含まれています

via IMDb.com

女性を殺害して、その皮膚を剥いで服を作ろうとしていた連続猟奇殺人事件「バッファロー・ビル」から10年後。

ボルティモアの大富豪のメイスン・ヴァージャーは、先進病棟から脱走したハンニバル・レクターの行方を捜していました。

メイソンはレクターの元患者で、レクターに「洗脳」されて自ら顔の皮を剥し、犬に食べさせるという凄惨な事件の被害者でした。

後遺症で顔は醜く変形し、車椅子での生活を余儀なくされているメイソンは、レクターへの復讐を狙い、レクターと互いに認め合っている関係を築いたというFBI特別捜査官のクラリス・スターリングの存在を知ります。

クラリスの苦境

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クラリスは過去に逮捕したことのある麻薬ディーラーのイヴェルダ・ドラムゴを再度逮捕するため、ワシントンD.C.警察の協力を得て麻薬精製所に踏み込もうとします。

イヴェルダは赤ん坊を抱え、魚市場に姿を現しますが、一般市民に犠牲が出ることを恐れたクラリスは作戦の中止を命令します。

ところが、功をあせるワシントンD.C.警察は中止命令を聞かず、無理な突入をします。
結果としてイヴェルダはクラリスが射殺しましたが、FBIでも6名の死者がでてしまい、クラリスは指揮者として責任を問われ、窮地に立たされます。

その状況を見たメイスンは、司法省のポール・クレンドラーを利用し、FBIの十大凶悪犯にハンニバル・レクターを加えることで、クラリスをレクター捜査の現場に復帰させようともくろみます。

フィレンツェでの処刑

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レクターはイタリア・フィレンツェに潜伏していました。

クラリスは、レクターから送られた手紙の香りから、フィレンツェの香水店の監視カメラ映像を取り寄せようとします。

フィレンツェ警察のレナルド・パッツィ刑事は、同僚がダビングしている映像をみて、捜査で知り合った男の正体が、ハンニバル・レクターであると気づきます。

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若い妻が浪費家のため、金を必要としていたパッツィは、レクターに懸賞金300万ドルをかけているサイトから、メイスンとつながります。

パッツィは、メイスンから証拠としてレクターの指紋を入手するよう言われ、スリを雇って腕輪を握らせることで指紋をなんとか入手します。

スリはレクターに殺害されてしまいましたが、指紋はレクターのものと一致し、メイソンにレクターの居場所を知らせます。

一方、監視カメラの映像とサイトへのアクセス記録からパッツィ刑事にたどり着いたクラリスは、レクターに深入りしないよう警告します。
だが、さらに追跡を続けたパッツィはついにレクターに気づかれ、腹を切ると同時に首つりにするという、先祖が殺されたのと同様の残酷な方法で処刑されます。

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