映画『トワイライト』シリーズの概要
映画『トワイライト』シリーズは、ステファニー・メイヤーの小説をもとに映画化されました。
女子高生のベラとヴァンパイアのエドワードが禁断の恋に落ちる恋愛ファンタジー作品。
アメリカのティーン世代に大人気で、トワイライトのファンこと「トワイライター」がかなりの数いると言われています。
主人公のベラ・スワンを演じるのは、『パニックルーム』(2002)、『スノー・ホワイト』(2012)の出演でも有名なクリステン・スチュワート。
ヴァンパイアのエドワード・カレンは、『TENET』(2020)で話題となったロバート・パティンソンが演じています。
時系列はバラバラ?観る順番は?
映画『トワイライト』シリーズは、『トワイライト~初恋~』(2008)に始まり、『ニュームーン トワイライト・サーガ』(2009)、『エクリプス トワイライト・サーガ』(2010)、『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1』(2011)、『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』(2011)の全5部作となっています。
「時系列はバラバラなの?」と思う人も多いようですが、公開順に観ればOKです。
それでは、上記の順番で『トワイライト』全5作品を紹介していきます。
『トワイライト~初恋~』(2008)
あらすじ
両親の離婚後、母と暮らしていたベラ・スワン(クリスティン・スチュアート)は、母の再婚を機に、父のいる霧の街・フォークスへ引っ越すことになりました。
フォークスの学校に通い始め、さっそくできた新しい友達と食堂に行くと、ひときわ目を引く男の子が。友達から、彼の名はエドワード・カレン(ロバート・パティンソン)で、常に一人で行動していること、また、食事のときは同じメンバーで過ごしていることを聞きます。たまたま授業でエドワードの隣になったベラでしたが、エドワードに避けられている気がしてなりません。
ところが放課後、ベラが車に乗ろうとした瞬間、生徒の車がぶつかってきたところをエドワードが助けてくれたのです。次第に、ベラはエドワードが気になる存在に。そして、彼の不思議な能力や、体温の冷たさ、晴れの日は学校に来ないなどといった数々の疑問点も浮上してきます。
実は、エドワードは人間ではなく、カレン一族に生まれたヴァンパイアだったのです。それでもお互い気持ちを止められず、2人は恋人同士に。ところが、そんな2人に災難が訪れます……!
『ニュームーン トワイライトサーガ』(2009)
あらすじ
前作で結ばれた2人ですが、どうしても乗り越えられない問題がありました。ある日、カレン一族の家でベラの誕生日パーティーをしていたところ、ベラは箱で手を切ってしまいます。その流れる血を見て、エドワードの兄・ジャスパー(ジャクソン・ラスボーン)がベラを襲いかけてしまうのです。
それを見たエドワードは、人間とヴァンパイアの恋愛は難しいと思い、ベラに別れを告げます。ベラはあまりのショックに立ち直れずにいました。
そんなとき、いつもそばで励ましてくれていた幼なじみのジェイコブ(テイラー・ロートナー)が、ベラの前から姿を消してしまいます。実は、ジェイコブはヴァンパイア一族と対立するオオカミ一族だったのです……。
『エクリプス トワイライト・サーガ』(2010)
あらすじ
再び一緒にいると誓ったベラとエドワード。ベラは18歳になり、高校卒業を目前にしていました。そんな時、シアトルで死者が出る大事件が多発。それは、人間からヴァンパイアに転生したヴァンパイア集団の仕業だったのです。その集団には、フォークスで1年前から行方不明になっているライリー(ゼイヴィア・サミュエル)も加わっていました。
ある日、エドワードはベラの家に残った匂いで、何者かが侵入したことに気が付きます。侵入したのはヴァンパイア集団の1人でした。身の危険を感じたベラは、エドワード以外にジェイコブにも助けを求めます。ジェイコブは狼の一族のルールを破ってでも、ベラのことを守りたい一心でした。
そして、ついにジェイコブはベラに告白。3人を巡る三角関係は、どういった結末を迎えるのでしょうか。