知ってる?マーベルとDCの違い
かなり詳しい映画ファンでないと、どのヒーローがマーベルで、DCかを判断するのは難しいのではないでしょうか。
そもそもDCもマーベルもアメリカのコミック出版社で、いずれも人気のキャラクターが活躍するコミックが人気でした。
現在は、それらのヒーローやヴィラン(悪役)たちを主人公とした、映画やドラマが続々と公開されており、またグッズなども高い人気となっています。
DCコミックスは1934年に設立され、現在はワーナー・ブラザースのグループの一員。
主なヒーローはスーパーマン、バットマンなど。
DCのヒーローたちがクロスオーバーしたチームが「ジャスティス・リーグ」です。
一方、マーベル・コミックはDCコミックスに遅れること5年の1939年に設立されました。
現在は、ウォルト・ディズニー・カンパニーの傘下になっています。
主なヒーローはスパイダーマン、アイアンマンなど。
マーベルのヒーローが結成したチームが「アベンジャーズ」です。
ヒーローの知名度だけでいうと、DCに所属するスーパーマンやバットマンのほうがおなじみかもしれませんが、興行的に成功を収めているのはマーベルの作品群です。
特に2012年から映画化された「アベンジャーズ」のシリーズは、世界中で歴史的な大ヒットを記録しました。
理解できてる?マーベル・シネマティック・ユニバースとは
マーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe、以降MCU)とは、マーベル・コミックのキャラクターが”1つの世界観”を共有している作品群のこと。
DCでいうDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)と同じ考え方になります。
2008年の『アイアンマン』から始まり、同じ世界観の中で、キャプテン・アメリカやドクター・ストレンジ、スパイダーマンなどの人気キャラクターが活躍してきました。
その集大成ともいえるのが、ヒーローが集結して戦う「アベンジャーズ」となります。
それぞれの作品群はフェーズで分けられており、2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』、および『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』をもって”フェーズ3″までが完結。
現在は『ブラック・ウィドウ』や『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』などが”フェーズ4”として公開され、また今後も続々と製作が予定されています。
一方、MCU構想とは一線を画したマーベル作品もあり、『 X-メン』シリーズや『アメイジング・スパイダーマン』などは日本でもおなじみですね。
最近でもスパイダーマンのヴィラン(悪役)である『ヴェノム』、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』がMCUに属さない作品として公開され人気となりました。
「ヴェノムは今後MCUへの合流(=トム・ホランド演じるスパイダーマンとの対決)があるのか?」といったことがファンの間で話題となっています。
フェーズ4以降は映画に加えて、ディズニープラスでの配信作品も増えてきており、すべての概念、キャラクターを理解するのはなかなか大変な状況です。
まずは自分の好きなキャラクターや、人気となっている作品などを中心に楽しむのがいいかもしれません。
では歴代興行収入ランキングをチェックしましょう。