5位:ビューティフル・ボーイ(2018)
実在する人物の回顧録に基づく映画『ビューティフル・ボーイ』は、息子のニックが命にかかわる薬物中毒になったことで、父と息子の絆が引き裂かれる物語です。
薬物は本人の人生を台無しにするだけでなく、依存者の家族や友人の人生にもダメージを与えることを、悲劇的に表現しています。
シャラメはこの役を演じるにあたり、ニックと連絡を取り合い、彼の物語を正しく伝えるために真剣に役作りに挑んだそうです。
4位:キング(2019)
同作でシャラメが演じるのは、イングランド王ヘンリー5世です。
放浪息子だったハルは、父の死後、若くして王位を継承することになり、苦悩しながらリーダーとしての心得を学んでいきます。
それまでは青春映画への出演が多かったので、ヘンリー5世を演じると知って驚いた人も多かったでしょう。
この壮大な時代劇の中で、シャラメはダイナミックなアクションを披露しつつ、主人公の複雑な心情を豊かに表現しています。
3位:君の名前で僕を呼んで(2017)
1980年代のイタリアの避暑地を舞台に、17歳の少年エリオと、年上の研究助手との間に生まれる特別な関係を、瑞々しく描いた青春ラブストーリーです。
シャラメが演じた少年エリオは、恋に無邪気な少年で、彼のピュアな心は多くのファンの共感を得ました。
エリオの中にシャラメの素顔を見出そうとした人も少なくないはず。
このインディーズ映画は評判となり、瞬く間に世界中の人々が熱狂する人気作品となりました。
2位:DUNE/デューン 砂の惑星(2020)
人気SF小説を原作にした映画『デューン』でシャラメが演じているのは、一族の後継者で、特別な能力を持つ青年ポールです。
ポールは陰謀に巻き込まれ命を狙われながらも、父を殺した敵への復讐を果たすため、また全宇宙の平和のために立ち上がります。
1984年にもデヴィッド・リンチ監督の元で映像化されていましたが、シャラメが演じたポールは期待以上だったと高評価。
ドラマチックな役どころを得意とするシャラメは、宇宙を舞台に輝きを放っていました。
1位:ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019)
堂々の1位に輝いたのは、不朽の名作「若草物語」を現代的解釈で映画化した『ストーリー・オブ・マイライフ』です。
19世紀後半のアメリカを舞台に、四姉妹の次女で小説家を目指すジョーの視点からストーリーが展開します。
ジョーの恋のお相手であるローリーを演じたシャラメは、ロマンチックでありながらナイーブな青年を完璧に表現し、多くの人の心に残りました。
これまで「若草物語」は何度も映像化され、たくさんの役者がローリーを演じてきましたが、シャラメのローリーは必見です。
参考記事:https://screenrant.com/timothee-chalamet-best-movies-ranker/