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映画では普段とまったく異なるキャラクターを演じているプロレスラー 10選

STUNNER編集部
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その屈強な肉体と大胆な技で常に人々を熱狂させてきたプロレスラーたち。近年は、俳優として活躍するレスラーも多い中、リングでの振る舞いと大きく異なるキャラクターを演じて、多くのファンを驚かせることも…。今回は、特にリングでの姿とギャップが激しい役柄を演じた10人のプロレスラーをご紹介します。

10.ジョン・シナ – ピースメイカー(『スーサイド・スクワッド❝極❞悪党、集結』)

WWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)で16回の世界チャンピオンに輝いたジョン・シナ。

その圧倒的な存在感と、リング外での品行方正な振る舞いで若年層のファンからはアイドル的人気を博している一方、古参のファンになればなるほど、本来ベビーフェイス(善玉)であるにもかかわらず、時にはヒール(悪玉)よりもブーイングを受けたこともあるほどのキャラクター先行型なレスラーとして知られています。

そのため、DC映画『スーサイド・スクワッド❝極❞悪党、集結』での、口が悪くて生意気、しかも平和を達成するためならばどんな犠牲もいとわないアンチ・ヒーロー、ピースメイカー役での参加は多くのファンにとって衝撃的だったのではないでしょうか。

9.ドウェイン・ジョンソン – デレック・トンプソン(『妖精ファイター』)

WWE時代、まさに「クール」の象徴として、どんな侮辱を浴びせられてもその鋼のような肉体と精神で相手を打倒してきたトラッシュトークの達人だったザ・ロック。

その活躍の結果、実際のドウェイン・ジョンソンもまたタフな警察官や全能の神などを演じることが多く、そのキャリアを通じてさまざまな役を演じてきました。

そんな彼のキャリアの中でもとりわけ異色なキャラクターである『妖精ファイター』の主人公デレク・トンプソン。

相手プレイヤーの歯を吹き飛ばすほどのラフ・プレーで知られたホッケー選手が、突然ピンクのチュチュと翼を与えられて正真正銘の「歯の妖精」として働くことを命じられる…というトンデモストーリーの映画で、ドウェイン・ジョンソンの出演作の中でも高評価…とは言えない作品ではありますが、とてつもなく印象的だったのは間違いありません。

8.バウティスタ – ドラックス・ザ・デストロイヤー(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』)

「ザ・デストロイヤー」という異名を持つキャラクターを演じているのが、かつてWWE時代にその凶暴なスタイルから「Animal(野獣)」のニックネームを得たデイヴ・バウティスタだということに対して、別段違和感を覚えない人は多いかもしれません。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのドラックスは、バウティスタのプロレス時代をかなり忠実に再現しており、仮にも宇宙で最も危険な男の一人を自分だけで相手をすることもいとわない、誰にも止められない殺人マシーンとして描かれています。

ただ、リングでのバウティスタが、求めるもののためには狡猾な計画を立てることもある計算高い役柄であったのに対し、ドラックスは皮肉も冗談も文字通りに受け取るお馬鹿な戦士として登場。
MCUの作品内でも屈指の笑えるシーンをいくつも生みだしてくれました。

7.ザ・ミズ – ジェイク・カーター(『ネバー・サレンダー 肉弾無双』)

信じられないほど利己的で、親しい仲間でも裏切って見せるなどその言動が常に話題となり、WWE史上最も卑怯な手段を使うレスラーの一人としてもその名を知られる人気レスラー、ザ・ミズを演じてきたマイケル・ミザニン。

戦いから逃げたり、代役を用意したりと話題に事欠かない彼ですが、映画『ネバー・サレンダー』シリーズ3作目以降の主人公、危険にさらされている人々を守るためには手段を選ばない勇敢な男ジェイクとして4本の映画に出演しています。

そのギャップには、レスラーとしての彼のキャラクターを知っている人ほど驚くのではないでしょうか。

6.トリプルH – エディー・カピッチ(『マッドTV!』)

トリプルH(正式名称Hunter Hearst Helmsleyの頭文字をとって)として数々のWWEのタイトルを獲得し、一度リングに上がればそのブーイングは他のレスラーの比ではなかったほどの圧倒的人気を誇る人気レスラーであったポール・レヴェリック。

そんな彼ですが、実は多くの大舞台で名勝負を繰り広げた時期である2001年に放送されたアメリカのスケッチ・コメディ番組『マッドTV!』(シーズン7第9話)に、マッチョないじめっ子の高校生(!?)レスラー、エディ役としてゲスト出演を果たしています。

リングでのトリプルHが大物だけに許された傲慢さを見せつけていたのに対し、甲高い声と繊細な神経を持つ大柄なオタクでありながらレスリングの試合に出場することとなってしまったエディ。

しかも最終的には、対戦相手である主人公をわざと勝たせてしまいます(それも主人公からセックスの体験談を聞きたいがために)。

エディが登場した瞬間スタジオからは拍手喝采、歓声が飛び交っており、当時のトリプルHの圧倒的な人気をうかがわせる回でした。

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