5．ワンダーウーマン
超人的な怪力や治癒力に加え、類まれな戦闘能力と俊敏さ、そして神話の時代から存続する王国の王女として培われた明晰な頭脳。加えて美貌も兼ね備え、史上最も象徴的なスーパーヒーローの一人として名前が挙がるワンダーウーマン。
スーパーマン、バットマンと共にジャスティス・リーグの中核を担うメンバーでもあります。
揺らがない信念のもとに振るわれる圧倒的なパワーと人々へ向けられる思いやりはもちろん、何よりファンの心を惹きつけたのは、「悩める乙女」という使い古されたジャンルの常識を覆したことだ、と言われています。
4．フラッシュ（バリー・アレン）
超高速といえば、多くのＤＣファンにとって最初に頭に思い描くスーパーヒーローではないでしょうか。
元天才科学者であるバリー・アレンを主人公とした作品は多く、コミックやアニメはもちろん、実写版映画やＴＶシリーズも製作されていますが、やはり彼のもっとも注目すべき作品は、DCのマルチバースに多大な影響を与えたコミックシリーズ『フラッシュポイント』でしょう。
ブルース・ウェインの死後、彼の父親がバットマンとして戦いに身を投じていたり、アトランティスとアマゾネスが戦争に突入していたりと、まったく異なる世界線で、かつての世界を取り戻そうとフラッシュが奮闘する物語です。
3．ナイトウィング
バットマンのサイドキック（相棒）、ロビンとして多くのことを学んだ少年ディック・グレイソンが、その後独り立ちしたときに名乗ったヒーローネームがナイトウィングです。
卓越した格闘術と人間離れした身体能力、そしてバットマンの元で磨き上げられた推理力を駆使してゴッサムの夜を守る彼ですが、もともと師匠であるバットマンの隣にいることで培われた共感性や心優しさも健在で、ファンからも愛されるキャラクターとなりました。
彼こそがバットマンのマントを受け継ぐのに最もふさわしい、と感じているファンも多いようです。
2．スーパーマン
「スーパーヒーロー」の代名詞ともいうべき、このクリプトン星から来た鋼鉄の男は最も有名なキャラクターの一人です。
怪力、飛行能力、熱光線、透視能力…とほかにも数多くの能力を兼ね備えたまさしく超人的な存在と言えます。
しかしこの能力が故に、彼が身を挺して守ろうとする地球人からすれば彼はどこまでいっても異星人であり続けてしまう…というジレンマと孤独を抱える人物として描かれることも。
コミックスやアニメの枠を超え、数多くの実写映画やＴＶシリーズも製作され、国境を越えた象徴的な存在として人々に愛され続けています。
1．バットマン
スーパーマンを抑えて、ＤＣで最も愛されているスーパーヒーローに選ばれたのはバットマンでした。
ジョーカーやペンギン、スケアクロウといった印象的なヴィランが数多く登場し、心を掴む感傷的な物語やノワール調のダークで深い物語も描かれる彼のコミックスは、ファンの間で非常に高評価を獲得しているものが多いです。
スーパーパワーを持たないスーパーヒーローでありながら、極限まで己を鍛え上げたことにより獲得した屈強な肉体と卓越した戦闘スキル、綿密な作戦を立てて行動する頭脳明晰な人物でもあり、豊富なガジェットを使いこなす器用さも持ち合わせています。
耐え難い精神的な苦痛を抱えたままであっても、人は善と救済をなすために己を鍛え上げることができるというメッセージをいつの時代も発信し続けるキャラクターとして愛されています。
参考記事：https://screenrant.com/best-dc-comics-heroes-of-all-time-according-to-ranker/
