5.ベイン
科学的に強化された体躯をありとあらゆるものへと憎悪で満たしたベインは、バットマンに挑み、そして彼をほぼ死に至らしめたヴィランとして第5位に選ばれました。
バットマンとの対決においては彼の背骨をへし折るほどの怪力と残忍さを見せつけ、いかにガジェットを駆使して悪を追い詰めるダークナイトであったとしても、他の多くのヒーローとは異なり、その正体はごく普通の地球人であることを多くの観客に思い出させたヴィランでもあります。
4.レックス・ルーサー
これまで多くの悪党がスーパーマンを倒そうと試みてきましたが、勝利を収めたことがある者はごくわずかでしょう。
その限りなく少ない成功例の一人が、優れた頭脳と狡猾さで一大帝国を築き上げた男レックス・ルーサーです。
スーパーマンのコミックの初期から登場し、スーパーマンの活躍を語る上でも欠かせない彼ですが、成功のためには手段を選ばない姿勢は、世界のために献身するスーパーマンとは常に善と悪の対極の存在として描かれてきました。
3.デスストローク
多くのヴィランが特定のヒーローを苦しめることに固執する一方で、デスストロークは長年にわたって複数のDCヒーローの前に依頼を受けた暗殺者として現れ、彼らを苦しめてきました。
実現不可能に思える無謀なミッションにこそ意義を見出すキャラクターであり、これまでバットマン、ロビン、グリーンアロー、そしてジャスティス・リーグをも相手取り、長年の経験で培われた卓越した戦闘技術と超人的なスピード、明晰な頭脳によって暗躍してきました。
2.ダークサイド
多元宇宙全体を征服し、そこに生きるすべての者を隷属させるという最終目標を掲げアポコリプスの世界の独裁者ダークサイドが第2位に。
DCコミック史上最も強力なヴィランの一人としてその名が挙がり、その野望の規模でいえば間違いなく1位になってもおかしくなかったキャラクターです。
計画ももちろん極悪非道ですが、彼はその超人的な強さと知性、そして不死身の身体すらも持ち合わせ、加えて悪事を働くことを全く厭わないため、計画をいつでも実行に移せてしまう恐ろしい存在でもあります。
1.ジョーカー
コミックに登場する最も凶悪な悪役として、多くの「Ranker」ユーザーの票を獲得したのは、犯罪界のプリンス、ジョーカーでした。
数十年前にコミックに初登場して以来、宿敵バットマンをはじめ多くの人々を苦しめてきました。ほかのヴィランのような超能力はないものの、極悪非道な行為を行うことに対して何の罪の意識も感じない、という点においては他の追随を許しません。
時が経つにつれて、滑稽な道化師からより恐ろしい存在へと変化していったジョーカーですが、彼の真の恐ろしさはその予測不可能な性格にあります。
多くのヴィランが明確な、時には理解しやすい目的を持つのに対し、ジョーカーはただ心に浮かんだ邪悪な気まぐれを実行に移してバットマンを苦しめていく…というスタイル。
より不気味で、圧倒的な存在感を誇る悪のカリスマとなりました。
参考記事:https://screenrant.com/dc-comics-best-villains-ranked-ranker/