10．ウルヴァリン
ウルヴァリンがX-MENの一員であることは、コミック版のファンでなくとも周知の事実だと思いますが、実は彼は「アベンジャーズ・ユニティ・スクワッド」や「サベージ・アベンジャーズ」など、派生的なアベンジャーズのメンバーでもあります。
どのバージョンでも、獰猛なスタンスを貫いており、アベンジャーズの他のメンバーとは対照的なワイルドなアクションが人気のウルヴァリンですが、やはりアベンジャーズというよりはX-MENとの関わりが深いというイメージが強いからか、この順位になりました。
9．アントマン（スコット・ラング）
映画とコミックのアントマンには顕著な違いがあり、そのほとんどの原作コミックではハンク・ピムがアントマンとして登場しているのですが、今回多くの「Ranker」ユーザーたちはスコット・ラングに投票しました。
おそらくMCUでのポール・ラッドの演技が高く評価された結果であり、スコット・ラング扮するアントマンは、重責の伴うスーパーヒーローとしての職務に対しても軽めなスタンスで挑む姿が人気となりました。
アベンジャーズに後から参加したメンバーとして、仲間たちに溶け込もうとするストーリーに多くのファンが好感を持ったようです。
8．ハルク
原作コミックのマーベル・ユニバースには多くの強力なバージョンのハルクが存在し、その多くはアベンジャーズに加わっています。
ハルクを計画に協力させるには相当の努力を強いられるため、理性を失ったハルクとアベンジャーズが戦わなければならない場面もしばしば登場します。
それでも、小細工を必要としない純粋なパワーと、理性的で心優しいブルース・バナーという人格を併せ持ったハルクは多くのファンに愛されています。
普段はその力を抑え込もうと努力しているハルクですが、サノスのような超重量級の敵に挑むためには、ため込んだ怒りを解き放つことを厭わないのです。
7．スカーレット・ウィッチ
感情の大きさが能力の高さに比例するスカーレット・ウィッチ。
自分自身の能力に戸惑いながらも感情に揺れ動く彼女の物語は、万能でありながら非常に人間らしいキャラクターとして描かれています。
その驚異的な能力も人気の一つで、彼女が本当にその力を解き放ったときには、たった一人で軍隊にも匹敵する実力を有しており、MCUでエリザベス・オルセンが演じて以来、スーパーヒーローとしての彼女の抱える内なる葛藤がより強調され、さらに株を上げました。
6．ブラックパンサー
原作のマーベル・ユニバースには数多くのブラックパンサーの変種が登場しますが、そのほとんどはアベンジャーズに所属しています。
ティ・チャラのアベンジャーズへの参加は、彼の生まれ故郷であるワカンダだけでなく、世界中の人々を救おうとする無私の精神を意味する行いであり、ヴィヴラニウムを駆使したさまざまな戦闘技術によって、常に新たな魅力を披露してくれます。
国王でもあり同時に国の守護者でもあるという、他の誰にもまねできない二面性を持つスーパーヒーローであり、ティ・チャラがブラックパンサーのスーツに身を包んだ時の機敏でしなやかな動きを愛するファンたちは、MCUでのチャドウィック・ボーズマンの演技も非常に高く評価しました。
