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『ウォーキング・デッド』全シーズンで最も印象的なセリフ 10選

STUNNER編集部
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ウォーカーが跋扈する世界で極限状態にさらされながらも生き延びるために奮闘する生存者の姿を描いた『ウォーキング・デッド』。個性豊かなキャラクターたちの会話では、数々の名セリフも登場してきました。今回は、全シーズンの中から特に印象的なものをご紹介します。

10.「もしやり直せるなら、君たち全員を殺す(If I Got The Chance To Do It Again, I’d Kill You All.)」

シーズン11第7話にて、マギーとニーガンの緊迫した会話の中でのセリフです。

シーズンを重ねて紆余曲折を経たことで、ニーガンは真っ当な道を歩んでいると信じ始めていたファンもいたのではないでしょうか。

愛するグレンを含めた、仲間たちを殺害されたあの夜に言及したマギーは、ニーガンがもう一度やり直す機会を与えられたら、考えを変えるのかどうかを知りたがっての質問だったわけですが、おそらくニーガンはそれすらも分かっていながら、彼女が期待する答えを返しませんでした。

単にその場での損得を考えてのことかもしれませんが…相手がニーガンだということを考えるともっと不吉な意味があるのではないかと勘繰ってしまいそうです。

9.「我らが 世界の終わり(We Are The End Of The World.)」

シーズン10で、ウィスパラーズたちが口々にささやいた言葉です。

ウォーカーの皮を被り、擬態することで生き延びてきた彼らの、死者が跋扈するこの世界を受け入れながら、どんな犠牲を払ってでも生き残る、という信条がよく分かるシーンですね。

ウィスパラーズが現状を「世界の終わり」ととらえていたのに対し、生存者たちは新しい世界を作る機会ととらえており、この意見の対立がやがてシリーズ屈指の過酷な戦いへとつながることとなりました。

8.「団結するのは人間の本来の在り方だ(It’s Human Nature To Come Together.)」

シーズン9でリックが語った、「世界の終わりでも、人は必ず集まる」という人間の本質。

彼のこの言葉には、大規模な災害から、コミュニティ同士の小規模な問題にまで通ずる、普遍的なテーマが込められています。

絶望的な状況になるほどに、人々もまた希望を見失い極限状態になってしまうものですが、そこには同時に勇敢さや連帯感をもたらすことも。

シーズン9では、大きくなり過ぎたコミュニティの中での価値観の対立や、相手の過去をどう自分の中で処理するか、ということを考えさせられるシーンが多く登場します。

リック達も過去には悪行とさえ呼べる行いをしたことは事実ですが、自分以外の誰かのために善行をなし、多くの命を救いました。

7.「情けは怒りに勝る(My Mercy prevails Over My Wrath.)」

息子カールの死後、あれほど憎しみを抱いてきたニーガンを、殺すのではなくアレクサンドリアの独房に閉じ込めたリック。その時に彼が言ったこのセリフは、登場人物たちが前に進む上で、かなり大きな影響を与えました。

多くの生存者たちは(そして視聴者も)、ニーガンに復讐するのが自然な流れだと考えていましたが、リックは、殺人の連鎖を止め、文明的な人間としての模範を取り戻すべく別の道を選んだのでした。

6.「マギー  君を見つけるよ(Maggie, I’ll Find You!)」

『ウォーキング・デッド』の中でも1,2を争うショッキングな瞬間の一つであるシーズン7第1話「惨き鉄槌」。

ニーガンはエイブラハムをバットで撲殺した後、妻のマギーの目の前でグレンをも殺害し、多くの視聴者に衝撃を与えました。

頭に致命傷を負ったグレンの最後の言葉は、マギーに向けて呟かれたものでした。

マギーにとっても、そして視聴者にとっても、非常に悲劇的でトラウマになってしまうようなシーンだったことは間違いありません。

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