「踊る大捜査線」とは
「踊る大捜査線」は1997年にフジテレビでで放送された刑事ドラマ。
脱サラして警察官になった主人公の青島が「空き地署」と陰口される湾岸署にて数々の難事件に取り組んでいく姿を描き、視聴率20%を超える大人気作になりました。
「事件が会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」という名台詞は有名ですね。
事件だけではなく警察が抱える内部問題も大きく扱っており、以降の刑事ドラマにも多大な影響を与えました
1998年に第1弾の映画が公開され、2003年には続編のドラマが放送。
その後2003年、2010年にも長編映画が公開され、さらにスピンオフ作品も多数制作されるなど、今でも根強い人気を誇る超人気シリーズです。
この投稿をInstagramで見る
湾岸署刑事課強行犯係の巡査部長で、現場をよく知る所轄ではなく本庁の人間が捜査を取り仕切ることに不満を持っている青島俊作。
そんな青島を演じたのは織田裕二は、1967年12月13日生まれ。
『遅る大捜査線』後は2004年にドラマ『ラストクリスマス』で主演を務めるなど多数の作品に出演し人気を博しました。
2016年には映画『僕の妻と結婚してください。』で4年ぶりに主演を務めました。
人気海外ドラマを原作とした『SUIT/スーツ』は、2018年に放送され、さらに続編の『SUITS/スーツ2』が2020年に放送されています。
プライベートでは2010年に結婚し、2014年に第一子となる男の子が生まれています。
柳葉敏郎(室井慎次役)
警視庁刑事部参事官の室井慎次を演じたのは柳葉敏郎は、1961年1月3日生まれ。
ギバちゃん、ジョニー、柳葉リーダーなどの愛称を持つ日本の俳優兼タレントで、1980年代に活動した音楽ユニット・一世風靡セピアのメンバーでもありました。
室井の役は本人と真反対の人物像だったため、演技にはかなり苦労したそうです。
『踊る大走査線』後は『チーム・バチスタ』シリーズや『大奥』などに出演。
直近では映画『いのちの停車場』や、テレビドラマ『ザ・ハイスクール ヒーローズ』に出演しました。
プライベートはあまり明かされていませんが、1997年に結婚しており、2人の子どもを溺愛しているそうです。
深津絵里(恩田すみれ役)
湾岸署刑事課盗犯係の巡査部長の恩田すみれを演じたのは深津絵里。
1973年1月11日生まれの大分県出身です。
『踊る大捜査線』後は映画『悪人』で主演を務め第34回モントリオール世界映画祭最優秀女優賞、並びに第34回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞しました。
また、2021年から放送されたNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で上白石萌音、川栄李奈とともにヒロインとして出演。
史上最高齢の朝ドラヒロインになりましたが、年齢を感じさせない美しさを見せてくれています。
プライベートでは結婚していませんが、15年以上交際している人がおり、事実婚状態といわれているので、籍をいれていないだけかもしれません。
いかりや長介(和久平八郎)
湾岸署の指導員である和久平八郎を演じていたのは、いかりや長介。
「ザ・ドリフターズ」の3代目リーダーで、ミュージシャンとしても、お笑い芸人としても、俳優としても大活躍をするなど、マルチな才能を発揮していました。
『踊る大捜査線』後はドラマ『聖者の行進』などに出演、バラエティにも多数出演していましたが、2004年に癌のため永眠されました。