11 クレイグ・パーカー（グラベル役）
クレイグ・パーカー演じるローマ軍司令官ガイウス・クラウディウス・グラベルは、主人公スパルタクスの波乱の幕開けに際し、たちまち憎き宿敵となります。
スパルタクスのもう一人の初期の敵バティアトゥスが彼の味方のふりをするのに対し、グラベルは軍事的な同盟者として彼の民とともに戦おうとするときでさえ、トラキア人に対して傲慢で軽蔑的な振る舞いをするのです。
グラベルはスパルタカスから自由と妻スーラを含むすべてを奪い、『Spartacus: Vengeance（スパルタカス：復讐）』というタイトルにふさわしく、ついにローマ軍に復讐し、反乱軍のリーダーは大勝利を収めます。
『スパルタカス』以降、パーカーはさまざまなテレビシリーズに端役で出演しており、最近では恋愛ドラマ『グッド・トラブル』のユーリ役を演じています。
また、2018年リバイバルの『チャームド 〜魔女3姉妹〜』ではアラステア・ケインを演じていますが、『スパルタカス』以来の大きな役柄は、歴史ドラマ『REIGN/クイーン・メアリー』のステファン・ナルシスとニュージーランドのソープオペラ『ショートランド・ストリート』のガイ・ワーナーでしょう。
また、近日公開のスリラー映画『A Social Contract』では、『ロード・オブ・ザ・リング』のキャストであるショーン・アスティンと共演しています。
12 ダスティン・クレア（ガンニクス役）
主演のアンディ・ウィットフィールドの健康不安で『スパルタカス』の状況が不透明だった時、ダスティン・クレアが前日譚のシーズン『スパルタカス ゴッド・オブ・アリーナ』で主人公のガンニクスになりきって出演しました。
ガンニクスは後のシーズンで復活して反乱軍に加わり、剣闘士として身につけた伝説的な戦闘技術を駆使してローマ軍団に壊滅的な効果をもたらすほど人気を博しました。
クレアは以前からテレビのスターで、今日までさまざまな作品に出演し続けています。
最近では、『カオスなサマー』シリーズで、主人公アリの父親トモ・ギブソン役で大活躍しました。
このドラマは、アリとアメリカ人のサマー・トレスがオーストラリアの小さな町ショアヘブンで暮らすようになり、彼らの生活がどのように変化していくかを描いた家族ドラマです。
クレアはこのテレビ出演のほか、最近では2022年のドラマ映画『Seriously Red』でジョージ・マイケルを演じています。
13 エレン・ホルマン（ザクサ役）
エレン・ホルマンは『スパルタカス』で手強い戦士ザクサを演じており、『スパルタカスII』シーズンで解放されると奴隷反乱に参加します。
反乱軍の一員として勇敢に戦い、やがてガンニクスと複雑ながらも強い絆を結びます。
ローマ軍との戦いでガンニクスの腕の中で悲劇的に死んだとき、ガンニクスは悲嘆にくれてしまいます。
ホルマンのキャラクターは『スパルタカス』で悲劇的な最期を遂げたが、この役をきっかけにテレビと映画の両方でより充実したキャリアを送ることになりました。
『スパルタカス』以降、『リーサル・ウェポン』、『バッドランド ～最強の戦士～』、『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』、『NCIS: ニューオーリンズ』（アメリア・パーソンズ役）など、数々の主要番組に出演しています。
最近では、『マトリックス リザレクションズ』に出演し、エコー役でSF映画界にその名を轟かせました。
また、最近では、短編映画『マーガレット』と『Bruised, Not Broken』にも出演しています。
14 パナ・ヘマ・テイラー（ナシル役）
パナ・ヘマ・テイラー演じるナシルは、『スパルタカス』の反乱軍としては後発の戦士で、『スパルタカスII』の時にシリーズに加わったが、すぐに最も熱心な支持者の一人となります。
当初、ナシルは戦い方を知らず、スパルタカスに反対さえしていました。
しかし、指揮官は彼を訓練することを選択し、解放された奴隷を説得して大義をもたせ参加させました。
それ以来、ナシルは自由のための戦争に献身的に取り組み、その甲斐あって、恋人アグロンと余生を過ごすことができるようになったのです。
ヘマ・テイラーは、『スパルタカス』の終了後、ほとんど母国ニュージーランドのプロジェクトに携わってきました。
『Dirty Laundry』、『The Gulf』、『The Brokenwood Mysteries』といったシリーズで主要な役を演じてきました。
ナシル以降の最も注目すべき役は、2015年からニュージーランドの『ウェストサイド』シリーズの49エピソードに出演しているバート・トンプソン役かもしれません。
