5.ザ・タウン(2010)
アメリカで最も銀行強盗の発生率が高い街を舞台に、いつの日か街を出ていくことを夢見ながら強盗で生計を立てる男の物語を描いた『ザ・タウン』。
ベン・アフレックが主演・監督を務め、そして脚本にも参加しています。
チャック・ホーガン氏による犯罪小説『強盗こそ、われらが宿命』が原作で、主人公の友人役には『アベンジャーズ』シリーズのジェレミー・レナー、そして主人公たちを執拗に追い詰めるFBI捜査官役にはドラマ『マッドメン』のジョン・ハムが出演。
緊張感のあるスリリングな展開で観客・批評家ともに高評価を獲得し、さらにジェレミー・レナーは本作で、第83回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。
4.アルゴ(2012)
ベン・アフレックが監督・主演・製作を務め、おそらく彼の作品の中でも最も知名度の高い作品である『アルゴ』。
イラン革命とその後の反米デモに揺れるテヘランから6人のアメリカ人外交官を逃がすために、CIAの秘密工作員が彼らをニセ映画の制作チームに変装させて脱出させたという嘘のような実話を描き、第85回アカデミー賞作品賞・脚色賞・編集賞の三冠を達成しました。
ブライアン・クランストン(『ブレイキング・バッド』)、アラン・アーキン(『リトル・ミス・サンシャイン』)、ジョン・グッドマン(『10 クローバーフィールド・レーン』)などベテラン俳優たちの重厚な演技も本作の魅力をより深めています。
3.ゴーン・ガール(2014)
アメリカの作家ギリアン・フリン氏による同名小説をデヴィッド・フィンチャー監督によって映画化された『ゴーン・ガール』。
幸せな結婚生活から一転、妻が突然失踪してしまい、それによって殺人事件の第一容疑者となってしまった夫ニックをベン・アフレックが演じています。
次々と自分にとって不利な証拠ばかりが見つかる中、常に大きな緊張と不安に襲われながらも自らの無実を証明するべく諦めない男を演じ、予測不可能なストーリー展開とベン・アフレックの演技力で高い人気を獲得しました。
2.ザ・コンサルタント(2016)
大企業からの財務調査依頼をきっかけに何者かに命を狙われ、FBIの注意も引きつけてしまったしがない田舎の会計士クリスチャン・ウルフをベン・アフレックが演じ、手に汗握る素晴らしいアクション・スリラー映画として多くのファンから支持を集めた『ザ・コンサルタント』。
『ピッチ・パーフェクト』のアナ・ケンドリックや、『セッション』のJ・K・シモンズら豪華キャストが共演しており、ベン・アフレックの洗練された演技によって深みを与えられたウルフのキャラクターも相まって、人気投票第2位に選ばれました。
1.グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997)
天才的な頭脳を持ちながらも、家庭で虐待されていた経験から荒んだ生活を送る青年をマット・デイモンが、愛する妻に先立たれた悲しみの中にいる心理学者をロビン・ウィリアムズが演じ、見えない傷を抱えた二人の心の交流を描いたヒューマンドラマ『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』。
いつの時代も人気映画ランキングでは必ずといっていいほど上位に入る名作で、ベン・アフレックは主人公の友人役で出演しています。
当時20代だったマット・デイモンとベン・アフレックが共同で脚本を手掛け、見事第70回アカデミー賞脚本賞を受賞。二人のその後のキャリアを大きく変えた作品としても知られています。
参考記事:https://screenrant.com/ben-affleck-best-movies-according-to-ranker/