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『ウォーキング・デッド』に出演して後悔した俳優5人

STUNNER編集部
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大人気ドラマへの出演は俳優なら誰でも夢見ると思いますが、なかには実際に出演したものの「それほど良い体験ではなかった…」と思う人もいるようです。今回は、大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』に出演して後悔したり、微妙な感情を抱ている俳優5人をご紹介します。

本記事は、シリーズのネタばれを含みます。
閲覧の際は十分にご注意ください。

こちらの記事にはネタバレが含まれています

スティーヴン・ユァン(グレン役)

dramanavi.net

スティーヴン・ユァンは唯一のアジア系キャストとして『ウォーキング・デッド』シーズン1~7まで出演し、シーズン7第1話「惨き鉄槌」で、悪役ニーガンが振り落とした有刺鉄線を巻いたバットで頭を叩き潰され、命を落として降板しました。

グレンはファンの間で高い人気を誇っていたキャラクターだったため、彼の凄惨な最期に怒ったファンによるシリーズ離れが起きたほどでした。

このことについて、スティーヴン自身はインタビューで、「これからのキャリアで優しい性格の男だけにこだわるわけにはいかない。僕は怒ることができるし、復讐することもできると思ったんだ。僕はどんなものにもなれるし、自分のために探究したかったんだ」と答えており、役者としてのキャリアを考えれば、このタイミングの降板に安心するところもあったと本心を明かした。

将来的にフラッシュバックなどでグレン役で再出演しないかとオファーされても、シリーズにカムバックするつもりは全くないと明言しています。

どうやらスティーヴンのなかでは、すでに『ウォーキング・デッド』は遠い過去となっているようです。

アカデミー賞で主演男優賞候補に!

realsound.jp

本作後、スティーヴンは韓国系移民を描くヒューマンドラマ映画『ミナリ』の演技が認められ、なんと第93回アカデミー賞で主演男優賞候補になりました。

惜しくも受賞は逃したものの、まさに人気ドラマをステップに羽ばたくお手本俳優のように、大きな成長を遂げた彼の今後の活躍から目が離せそうにありません。

トム・ペイン(ジーザス役)

ciatr.jp

シーズン6からシリーズにレギュラーとして登場したトム・ペインは、ジーザスことポール・ロビア役でシーズン9まで出演しました。

ロン毛が印象的な彼は初登場したシーンで飛び蹴りを披露し、その名前負けしないカリスマ性で多大なるオーラを発していたのに、シーズンを重ねるごとに目立たない存在に…。

その点をトムも不満に思っていたようで、次第に自分が演じるジーザス役に飽きてしまったとインタビューで明かしています。

原作コミックスでは、ニーガン&救世主との戦いにジーザスは深く関わっていたのに、ドラマ版では活躍するシーンが少なかったこともトムの不満の原因になっていた模様。

トムは、原作のようにドラマ版でもジーザスのキャラクターを発展させて、アーロンとのロマンスも花咲かせたかったとも述べていました。

front-row.jp

シーズン9をもってシリーズを去ったトムは、ほぼ降板直後に米FOXの犯罪心理サスペンスドラマ『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』に、連続殺人鬼の父親を持つ主人公マルコム・ブライト役に大抜擢!

同シリーズはシーズン2で終了となりましたが、『ウォーキング・デッド』の脇役から、地上波5大テレビ局のプライムタイム・ドラマへの主演は、間違いなくトムにとって大きなステップになったのではないでしょうか。

ジェフリー・デマン(デール役)

seesaa.net

ジェフリー・デマンはシーズン1~2まで、昏睡から目覚めた主人公リックが家族を探して辿り着いたキャンプにいたメンバーの一人、デール役を演じました。

『ウォーキング・デッド』はキャラクターの死亡率が高いドラマとして知られていますが、ジェフリーは自ら製作チームに「デールを殺してくれ」と頼んで降板に至ったとのこと。

当時ショーランナーを務めていたフランク・ダラボンが突如として解雇されたことが理由で、これ以上シリーズに出演したくないとジェフリーが製作側に訴えたからだそうです。

ジェフリーにとっては、『ウォーキング・デッド』への出演は苦い最後となってしまった模様。

ちなみに彼はシリーズを降板後、リーガルドラマ『グッド・ワイフ』や、金融業界の裏側を描く『ビリオンズ』などに出演して活躍を続けています。

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