【名作揃い！】TBS日曜夜10時「日曜劇場」で放送された名作ランキングTOP20

第5位『華麗なる一族』（平均視聴率：23.9%）

via imdb.com

『沈まぬ太陽』や『白い巨塔』で知られる山崎豊子さんの同名小説が原作。2007年の冬放送。

舞台は、高度経済成長真っ只中1960年代の神戸。万俵財閥と呼ばれる銀行業と鉄鋼業を営む一族の御曹司、万俵鉄平を主人公に、政財界の権力争いや一族の中に存在する複雑な軋轢を描きます。

主演の木村拓哉さんは『ビューティフルライフ』、『GOOD LUCK!!』に続く同枠の主演。さらには鈴木京香さん、長谷川京子さん、北大路欣也さん、柳葉敏郎さんなど大物ばかり。ローカル局では視聴率40％を記録することも珍しくありませんでした！

第4位『オヤジぃ。』（平均視聴率：24.2%）

「東芝日曜劇場」時代最後の本作。2000年秋に放送されました。

神崎家の「頑固親父」とそれを取り巻く家族の騒動を描いた物語。開業医で曲がったことが嫌いな神崎完一の前には、早く親離れしたい3人の子どもたちがいます。ある日次女が結婚を口にすると神崎家は大騒ぎに！一家の大黒柱、神崎完一にとっては厳しい「子離れ」が始まります。

『古畑任三郎』シリーズで知られる田村正和さんと黒木瞳さん主演。今年惜しくも亡くなられた名俳優もこの日曜劇場に出演し、視聴率24.2%のヒットを記録しています。田村正和さん、本当に凄いです！神崎家の役には黒木瞳さん、広末涼子さん、水野美紀さん、岡田准一さんといった、そうそうたるメンバーを迎えています。

第3位『半沢直樹』（平均視聴率：28.7％）

池井戸潤さん原作の小説『オレたちバブル入行組』と『オレたち花のバブル組』をテレビドラマ化した作品。2013年夏に放送。昨年には待望のシーズン2が放送されましたね。

銀行や財政界にはびこる不正を主人公の半沢直樹が暴いていくドラマ。年功序列や出世、男性社会といった古い体制が根強く残る銀行の中で、様々な障壁を半沢が破壊していき、視聴者がスカッとする要素の強い作品ですね。放送当時は本作のキャッチコピー「やられたらやり返す、倍返しだ!!」のフレーズが大流行しましたね。

半沢直樹さんを演じたのは堺雅人さん。92年入行の同期役には及川光博さんと滝藤賢一さん。半沢最大のライバルの常務として香川照之さん。さらに片岡愛之助さんや手塚とおるさん、石丸幹二さんが放送後ブレイクするなど、本作はかなり影響の強い作品と言えるでしょう！

第2位『GOOD LUCK!!』（平均視聴率：30.6％）

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瞬間最高視聴率40％を突破した伝説的テレビドラマ。2003年冬放送。

実在する全日本空輸（ANA）が舞台。若手の旅客機パイロット、新海元を中心に、恋愛と仕事に生きる人々の青春物語を描きます。

第1話の放送直後に舞台となったANAが急上昇し、航空会社の就職希望者が増加するなど、当時の社会現象となりました。主演の木村さんをはじめ、堤真一さんや柴咲コウさん、TBSアナウンサーの安住紳一郎さんも出演していましたね。

第1位『ビューティフルライフ』（平均視聴率：32.3％）

via imdb.com

「日曜劇場」の枠では最高の平均視聴率を記録した名作ラブストーリー。

腕はあるが人気のない美容師と難病によって車椅子での生活を強いられながらも健気に生きる図書館司書の恋模様を描きます。車椅子の売り上げが伸び、美容師を目指す若者が増えるなど、社会現象になった作品です。『GOOD LUCK!』もそうですが、木村拓哉さんの影響はものすごいですね！

木村拓哉さん主演。相手役は常盤貴子さん。ミュージシャンとして人気の西川貴教さんも木村拓哉さんのライバル役で出演していました。