『Major Crimes~重大犯罪課』ってどんなドラマ?
元内務調査員のシャロン・レイダーを新たなリーダーに迎えたロス市警の重大犯罪課が、文字通り凶悪犯罪に挑む1話完結のクライム・サスペンスです。
こちらはキーラ・セジウィック主演の『クローザー』(2005-2012)のスピンオフなのですが、本家とも、他の犯罪捜査ものとも大きく違う点があります。
それは、「司法取引に重点を置いている」ということ。
犯人に罪を認めさせ、供述書を取り、裁判に持ち込まずに刑務所に入れよう、上層部からのお達しがあるところからドラマはスタート。
「裁判で罪を認めさせなければ意味がない」という昔ながらの考えを持つメンバーとの確執を経て、やがてお互いに認め合いながらチームとして成長していくドラマです。
作品はシーズン6で完結しています。
メアリー・マクドネル/シャロン・レイダー役
重大犯罪課のチーフとしてやってくるシャロン・レイダー警部を演じるのは、メアリー・マクドネル。
オリジナル作品である『クローザー』(2005-2012)のシーズン5にゲスト出演し、その後のファイナル・シーズンからはレギュラーとして登場しました。
80年代からテレビ・映画・舞台と幅広く活躍しているベテラン女優です。
2021年は『サンズ・オブ・アナーキー』のケイティ・セイガル主演のドラマシリーズ『Rebel(原題)』に出演しています。
G・W・ベイリー/ルイ・プロベンザ役
現場主義者のひねくれもの。文句ばっかりだけど、いざというときにはめっちゃ頼りになるプロベンザ警部補を演じたのは、G・W・ベイリー。
1944年生まれ、テキサス州出身です。
『S.A.S. 英国特殊部隊』のマイルス・アンダーソンと共に主演を務めています。
プライベートでは、癌と戦う若者のための財団 Sunshine Kids Foundation の事務局長を2001年から務めており、イベント開催など積極的に活動しているようです!
アンソニー・ジョン・デニソン/アンディー・フリン役
いつも飄々としてお茶目なフリン警部補を演じたのはアンソニー・ジョン・デニソン。
1949年生まれの、ニューヨーク出身です。
マイケル・ポール・チャン/マイク・タオ役
面倒な作業をいつも任されている印象で、チームに欠かせない縁の下の力持ちタオ警部補。
1950年生まれの、カリフォルニア州出身。
中国系アメリカ人の3世だそうです。
2019年からは『レジデント 型破りな天才研修医』にも出演しています。