『ER緊急救命室』
マイケル・クライトンが医学生時代のエピソードを書いた『五人のカルテ』を原作にした小説。
シカゴのクック郡病院の緊急救命室で働く医師や看護師たちの日常をリアルに描いたドラマです。
プロデューサーにジョン・ウェルズが参加していることもあり、貧困や紛争などをリアルに描いており視聴者に問いかけるような社会派の内容が多いです。
その一方でコミカルなエピソードを挟むことも……。
そんな医療ドラマの定番とも言える『ER 緊急救命室』ですが、本作で活躍した俳優たちは現在どのようなキャリアを歩んでいるのでしょうか。
今回は彼らの”今”についてご紹介します。
- アンソニー・エドワーズ - マーク・グリーン役(シーズン1 - 8)
- ジョージ・クルーニー - ダグラス・ロス役(シーズン1 - 5)
- シールェリー・ストリングフィド - スーザン・ルイス役(シーズン1 - 3・8 - 12)
- ジュリアナ・マルグリーズ - キャロル・ハサウェイ役(シーズン1 - 6)
- ノア・ワイリー - ジョン・トルーマン・カーター役(シーズン1 - 11・15)
- エリク・ラ・サル - ピーター・ベントン役(シーズン1 - 8)
- グロリア・ルーベン - ジェニー・ブレ役(シーズン2 - 6)
- アレックス・キングストン - エリザベス・コーデイ役(シーズン4 - 11)
- ポール・マクレーン - ロバート・ロマノ役(シーズン4 - 10)
- ケリー・マーティン - ルーシー・ナイト役(シーズン5・6)
- ゴラン・ヴィシュニック - ルカ・コバッチュ役(シーズン6 - 15)
- ミン・ナ - ジン・メイ(デブ)・チェン役(シーズン6 - 11)
- モーラ・ティアニー - アビー・ロックハート役(シーズン6 - 15)
アンソニー・エドワーズ - マーク・グリーン役(シーズン1 – 8)
シーズン1からシーズン8まで、ERの主要キャストであるマーク・グリーンとして出演した、アンソニー・エドワーズ。ER降板後には映画「ゾディアック」や、ディズニー映画「プレーンズ」に声優として出演しています。
「ブルー・ブラッド~NYPD家族の絆~」(2010-)や「ビリオンズ」(2016-)など多数のドラマにゲスト出演する一方で、映画でも活躍中!
「Drew(原題)」(2016)では「パーソン・オブ・インタレスト」でお馴染みのサラ・シャヒと共演。
「controversy(原題)」(2017)では、「グッド・ワイフ」でゴールデン・グローブ助演女優賞にノミネートされたアーチー・パンジャビと共に主要キャストとして出演しました。
また、2017年からスタートした「Law & Order True Crime(原題)」にレギュラー出演しています。
2019年には、キーファー・サザーランド主演のTVシリーズ「サバイバー:宿命の大統領」シーズン3にレギュラー出演しています。
ジョージ・クルーニー - ダグラス・ロス役(シーズン1 – 5)
今やハリウッドの大スターでもあるジョージ・クルーニーは、子どもには優しいが女性に少しだらしないダグラス・ロス役でERに出演しました。現在は、多数の映画に出演する傍ら、2014年には長い独身生活に終止符を打ち結婚するなど、公私にわたり順調な様子です。
こちらが奥様のアマル・クルーニーさん。お美しい!
ジュリア・ロバーツやカトリーナ・バルフらと共演した「マネー・モンスター」(2016)も話題になりましたね。
現在は俳優業の傍ら、映画やTVドラマのプロデューサーとしても熱心に活動しているようです。
2018年以降は、アナウンスされているものも含めると5作品に携わりました。
そんなジョージ・クルーニー。
2019年は、アメリカの小説家ジョセフ・フェラーによる作品を基にしたミニシリーズ「Catch-22(原題)」に出演しました。
2020年には『ミッドナイト・スカイ』にて監督・製作をやりながらオーガスティン役を演じています。
NETFLIXオリジナル映画で、SF小説の『世界の終わりの天文台』を映像化した作品です。
シールェリー・ストリングフィド - スーザン・ルイス役(シーズン1 – 3・8 – 12)
2014年にはドラマ「アンダー・ザ・ドーム」(2013-2015)のシーズン2に出演していました。
家族の問題に悩まされながらも医師として成長するスーザンを演じた、シェリー・ストリングフィールド。近年では目立った活動がありませんでしたが、2016年3月からアメリカで放送されている人気ドラマのスピンオフ「クリミナル・マインド 国際捜査班」に出演していました。
日本では、2018年からAXNチャンネルにて放送されました。
主役ゲイリー・シニーズと共演しています!
ジュリアナ・マルグリーズ - キャロル・ハサウェイ役(シーズン1 – 6)
看護師長から医師になるなど仕事熱心でありながら、ダグラス・ロスとの恋に翻弄されるキャロルを演じたジュリアナ・マルグリーズ。近年では、2009年から2016年まで人気ドラマ「グッド・ワイフ」に主役のアリシア・フロックとして出演しました。
2017年は映画「The Upside(原題)」に出演。ちなみにこの映画は2011年公開の大ヒット映画「最強のふたり」のリメイク版だそうです。
2018年には、TVシリーズ「ダイエットランド」(2018)にレギュラー出演!
さらに2019年には、新作ミニシリーズ「ホット・ゾーン」に出演しました。
2020年にはテレビシリーズ『ビリオンズ』のシーズン5に出演しました。
ノア・ワイリー - ジョン・トルーマン・カーター役(シーズン1 – 11・15)
ノア・ワイリーが演じたのは、インターンとしてERにやってきたジョン・トルーマン・カーター。
ERは、シーズンを重ねるごとにカーターが成長し、また悩む姿が描かれておりカーターの成長物語という側面もあったドラマでした
。近年のノア・ワイリーは、テレビドラマ「フォーリング・スカイズ」などに出演する一方で、結婚や離婚、更には2012年にデモ抗議活動で逮捕されるなど波乱万丈な日々を送っているようです。
2014年から放送されているTVシリーズ「ライブラリアンズ」にて主演を務めています。
また、「ザ・シークレットマン」(2017)や「Shot(原題)」(2017)など、映画でも活躍中です。
また、2019年4月からアメリカでスタートしたTVシリーズ「レッドライン 〜悲しみの向こうに」にレギュラー出演しました。