5. 女優にはツラい…
映画製作には予算があり、少しでも撮影が遅れれば費用がかさんでしまうため、女優が毎月迎える‟あの日”だからといって、ラブシーンの撮影が変更されることはありません。
よってトイレに行く度に、しっかりとビキニバイトで接着されたパッチをバリバリっと肌から剥ぐことになるそう。
月いちの日にラブシーンを演じなければいけない女優は本当に大変です。
6. コレオグラファーがつくことがある
映画のラブシーンでは、キャストがタイミングよく衣類を脱いで上手いこと絡み合っていますが、なかなか現実ではそうスムーズにはいきませんよね。
よって、そういったラブシーンの裏では振付の指導を専門に行う”コレオグラファー”が細かく指導して、俳優に動いてもらうことがあるのだとか。
ドラマシリーズ『Black Box』や『アフェア 情事の行方』などで振り付けを担当したトリシア・ブルークは、ダンスのような動きやルーティーンを取り入れれば、よりキャストが安心してラブシーンを演じることができると語っています。
7. 生理現象だから仕方ない
ラブシーンといっても撮影現場ではスタッフに囲まれているため、周囲の雰囲気は色気もへったくれもないと想像できますが、時には男優に‟ハプニング”が起きてしまうこともあるのだそう。
生理現象なので仕方がないとも言えますが、ある俳優はベッドシーンを演じる際、前もって相手役に「もし‟ハプニング”が起きても起きなくてもゴメン」と伝えておくのだとか。
そうすれば、ハプニングが起きても相手が怖がらずに済むし、起きなかったとしても、相手が「私には魅力がないから…!?」などと思わずに済むからだそうです。
8. ボディダブルは必須!
長時間にわたるラブシーンの撮影では出演俳優の拘束時間が長くなるため、顔が映らないシーンではボディダブル(代わりに演じる役者)が登場することが多々あります。
あるボディダブルは、某作品のラブシーンで様々なポジションを試しながら5~6時間も撮影し、膝を擦り剥くわ痣はできるわで大変だったとのこと。
一般的には知られないボディダブルも、作品のクオリティに大いに貢献していることが分かるエピソードですね。