9. 汗を演出する小道具も色々あります
行為をしている時は汗をかくものですが、シーンによっては監督がしたたるような汗を求めているのか、滲み出るような汗を望んでいるかによって、メイクアップアーティストが使う小道具も変わってくるとのこと。
少し汗ばんでいる肌を表現する時はヴァセリンを俳優の肌に塗り、ベビーオイルと水を混ぜた液体を使用することも。
また、“Ultra Sweat(ウルトラ・スウェット)”や“Tears(ティアーズ)”と呼ばれる製品を駆使して俳優が汗をかいているように見せ、濡れ場シーンをリアルに演出にしているそうです。
10. 偽のムダ毛を使うことも!
ハリウッドで活躍する俳優ともなると、男女を問わずアソコのムダ毛をきちんと処理している人が多いようで、映画のラブシーンで下の毛を必要としている場合は、通称“Pussy Wig(プッシー・ウィッグ)”なる小道具を使用するのだとか。
ちなみに、“プッシー”とは女性器を表すスラングなのですが、アソコ用の“カツラ”があるなんてさすが(!?)ハリウッドですね。
11. 撮影以外ではローブなどを着用
出演俳優が全裸になるシーンを撮影する際、いちいちカットの合間に服を着るのが面倒だからと、キャストがスッポンポンで歩き回ることはないとのこと。
そういったシーンでは衣装係などが脇に待機していて、カメラが回っていない時は俳優にローブなどを渡し、演じる本人だけでなく周りのキャストやスタッフも気を遣わないで済むよう、きちんと何かを羽織っているそうです。
12. 性玩具を厳選する必要がある
映画やドラマでは性玩具が登場することがありますが、作品が放送&公開される国やプラットフォームでは基準が異なることがあり、そういった点に注意しながら小道具係がどんな“オモチャ”を使うか厳選するのだとか。
コメディドラマ『クレイジー・エックス・ガールフレンド』で小道具を担当したトム・カヒルは、あるパーティーで登場キャラクターが様々な性玩具を取り出すシーンのために、100種類ものバイブレーターの画像を標準実施部門に送り、最終的に使えるタイプを8~10種類に絞り込んだそうです。
Behind the scenes: How sex scenes are really shot for TV and movies – Insider