映画『ナルニア国物語』とは?
映画『ナルニア国物語』は、2005年に第一章、2008年に第二章、そして2010年に第三章が公開されたアメリカのファンタジー映画です。
第二次世界大戦中のアメリカで疎開された4兄弟(ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシー)が異空間“ナルニア国”に迷い込み、喋る動物との出会いや冒険、白い魔女との戦いを繰り広げます。
ビーター役:ウィリアム・モーズリー
ペベンシー兄弟の最年長である長男ピーターを演じたのは、1987年4月27日生まれの英国俳優ウィリアム・モーズリーです。
映画監督を父に持ち、1998年から芸能活動を始め、エキストラとして出演したテレビドラマをきっかけに、キャスティング・ディレクターの推薦で2005年公開の本シリーズのピーター役をオーディションで勝ち取りました。
現在は、184cmの長身イケメンに成長したウィリアム。
本シリーズで有名になった後は、2016年にドイツのホラー映画『デッド・フレンド・リクエスト』タイラー役、『マイ・プレシャス・リスト』サイ役で出演しています。
また、有名童話をモチーフに実写化した2018年公開のファンタジー映画『リトル・マーメイド 人魚姫と魔法の秘密』では、姪と2人暮らしでサーカスの人魚姫を救い出す若き新聞記者キャムを演じています。
スーザン役:アナ・ポップルウェル
ペベンシー兄弟の2番目である長女スーザンを演じたのは、1988年12月16日ロンドン生まれの英国女優アナ・ポップルウェルです。
生まれた翌年1989年から芸能活動をしており、6歳から演技を学んで1999年11歳で映画デビューしました。
ドイツを舞台に人間の子供とヴァンパイアの子供の交流を描いた2000年公開の映画『リトル・ヴァンパイア』牙なし吸血鬼少女アンナ役や、2003年公開映画『真珠の耳飾りの少女』マーガレット役などで出演しています。
現在のアナはというと、弁護士と学者の両親を持つだけあって『ナルニア国物語』の原作者C.S.ルイスも通っていたオックスフォード大学を卒業し、2016年にサム・ケアードという男性とロンドンで結婚しました。
現在も女優として活動しており、2013年にはドラマ『REIGN/クイーン・メアリー』で主人公の侍女の一人ローラ役を演じていました。
エドマンド役:スキャンダー・ケインズ
ペベンシー兄弟の3番目である次男エドマンドを演じたのは、1991年9月5日生まれの英国俳優スキャンダー・ケインズです。
イギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィンや、電気生理学者エドガー・エイドリアン、20世紀における最重要人物とされる経済学者の第一人者ジョン・メイナード・ケインズの弟ジェフリーの末裔にあたる家系に生まれ、作家の父を持ちます。
9歳でシェイクスピアの舞台に出演し子役デビュー。2003年にはテレビ映画でエンツォ・フェラーリの子供時代を演じました。そして、2005年以降は本シリーズのエドマンド役で一躍有名になったのです。
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現在はアラサーになったスキャンダーですが、ケンブリッジ大学在学中に俳優業を当面休業すると発表し、以来残念ながら表舞台から姿を消しています。