5位:ミステリオ
頭の体操が好きな人にとって、ミステリオは最高のヴィランです。
視聴者はスパイダーマンの視点で物事を見るため、ミステリオのイリュージョンにとことん困惑させられます。
その外見から策略に至るまで、観る者を混乱させるのがミステリオの目的なのです。
コミックファンにとっては、ミステリオの脅威は以前から知られていることですが、映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でジェイク・ギレンホールがミステリオを演じたことで、その人気は急上昇。
ミステリオが繰り出すイリュージョンは、ストーリーに軽快さを加えてくれます。
4位:リザード
悲劇的で共感できる悪役として人気を集めるのが、リザードです。
優秀な科学者カート・コナーズとして登場し、ピーターのメンター的な役割を担ってきた人物であるため、リザードとしての変異に衝撃を覚えた人も多いことでしょう。
また、スパイダーマンとリザードが繰り広げるファイトシーンも魅力です。
彼らの衝突は、破壊的かつ印象的で、スパイダーマンの強さが存分に発揮されます。
リザードはその凶悪さからホラーヴィランと見られがちですが、彼の人格にはいくつものレイヤーがあり、実に魅力的なヴィランなのです。
3位:ドクター・オクトパス
三大宿敵の一人、ドクター・オクトパスは、スパイダーマンにとっては悩みの種。
アース616版では、ピーターと入れ替わり、長年にわたってスペリオル・スパイダーマンとして活躍するなど、彼を苦しめてきました。
実写映画ファンにとっては、アルフレッド・モリーナが扮するオクタビアス教授がお馴染みでしょう。
本来は善良な人間で、ピーターにとっては父親的な存在でもあります。
その一方、触手と融合した教授は、何度もヴィランとしてスパイダーマンの前に立ちはだかる・・・。
ある意味、触手それ自体がヴィランと言えるかもしれません。
2位:グリーンゴブリン
スパイダーマンにとってのグリーンゴブリンは、いわば、バットマンにとってのジョーカーのような存在。
グウェン・ステイシーの死のような、多くの悲劇を引き起こしてきた最強の宿敵です。
巨大軍需企業オズボーンの社長ノーマン・オズボーンは、その天才的な知性でピーターを悩ませてきました。
一時期はダークアベンジャーズのリーダーとなるほどで、その影響力は計り知れません。
また、サム・ライミ監督による『スパイダーマン』シリーズでウィレム・ダフォーがゴブリンを演じていましたが、2022年の映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で再びメインヴィランとして登場し、ファンを喜ばせました。
1位:ヴェノム
スパイダーマン・ユニバースで、文句なしナンバーワンの悪役といえば、やはりヴェノムでしょう。
彼のファンは非常に多く、最近の映画ではダークヒーローとして描かれていますが、彼はスパイダーマンにとっての三大宿敵のひとりで、ピーターの暗い秘密をすべて知っている正真正銘のヴィランなのです。
悪魔のような外見、ねじれた精神、スパイダーマンのような能力など、ヴェノムには魅力的な要素がたくさんあります。
さらにこのキャラクターには解明すべきことが多くあり、ファンはヴェノムに魅了され続けているのです。
参考記事:https://screenrant.com/best-villains-spider-man-universe-according-to-ranker/