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映画史上最も凶悪なヴィラン ランキングTOP10

STUNNER編集部
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最も凶悪な悪役とは、と聞かれたらあなたは誰をイメージするでしょうか?キャラクター性、被害の規模、シンプルにどれぐらい怖がらせたか、などなど…決めるには様々な要因を考えなければなりません。海外ランキングサイト「Ranker」の何万もの映画ファンたちによる投票によって、映画史上最も凶悪なヴィランが決定しました。TOP10をご紹介します。

10.ロキ(MCU)

2011年公開の映画『マイティ・ソー』にて、雷神ソーの義理の弟として初登場。

いたずら好きな裏切りと策謀の神として登場し、瞬く間に映画ファンたちの心を掴みました。

彼の悪行は許されるべきか否かという論争は置いておくとして、見捨てられ、不平等な境遇に身を置いていた、という過去があることから、その複雑なキャラクター性に惹かれるファンも。

最終的にはソーと合流してサノスを打ち倒したわけで、彼の過去を水に流せた観客も多いのではないでしょうか。

9.It/ペニーワイズ(『IT/イット』)

1990年にABCが製作した2部作のテレビドラマ『It』で初登場。
2017年公開の映画『IT/イット』で銀幕に戻ってきました。

1986年に発表されたスティーブン・キングの同名ホラー小説が原作であり、多くの場合ピエロに扮した人間の姿で子供に近づく一方で、敵対する人間にはその相手が恐れるものに変化できる擬態の力を持っています。

そのあまりの恐ろしさに、映像作品の公開後には「ピエロ恐怖症」を訴える人が増えたとも言われています。

8.サウロン(『ロード・オブ・ザ・リング』)

2001年公開の映画『ロード・オブ・ザ・リング』に初登場した冥王サウロン。

物語の中心を担う指輪の製作者であり、映画の舞台から約2500年前に打ち倒されているのですが、指輪の中に彼の力が眠っており、元の姿に戻るときを待っている…という存在です。

どこか遠い地にある塔の上で燃え上がる巨大な瞳のイメージは、どこにいても見張られている、というシンプルな恐怖と悪の象徴でもありました。

7.ダース・シディアス(『スター・ウォーズ』シリーズ)

ダース・シディアス(またの名をパルパティーン最高議長)の初登場は、1980年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』です。

銀河共和国最後の最高議長であり、その後銀河帝国最初の皇帝となった人物ですが、長年にわたり表の顔と裏の顔を使い分け、ついには銀河を恐怖で支配するまでに至りました。

冷酷で狡猾な人物で、自分の目的のためには誰が犠牲になろうと気にも留めない彼ですが、彼の狡猾さを最もよく表しているのは、傷つき不安定な状態にあるアナキン・スカイウォーカーを言葉巧みに悪の道へと誘い込んだシーンでしょう。

優しさが相手に響くタイミングを誰よりも心得ているという、恐ろしいキャラクターでもあります。

6.スカー(『ライオン・キング』)

1994年公開の映画『ライオン・キング』にムファサ王の弟として登場。

生命に満ちた王国プライドランドの次の王となるべく、自分の兄と生まれたばかりの甥っ子を殺そうとする(しかも兄の殺害には成功している)という、「G指定(どなたでもご覧になれます)」の映画としてはかなり衝撃的な事件を起こした張本人であり、世代を超えて忘れることのできない悪役として強烈な印象を残した結果の順位といえるのではないでしょうか。

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