10.エル・ディアブロ
『スーサイド・スクワッド』の特殊部隊の中で最も強力なメンバーであり、エンチャントレスと彼女の悪魔のような弟に匹敵する力を持っていることを証明したエル・ディアブロ。
さらに、ミュータントとしての身体能力や、特殊な武器を使いこなす…というほかのメンバーの能力とは対照的に、純粋な力を持つ唯一の存在でもありました。エル・ディアブロの潜在能力は非常に高く、火を使ったパワーを放てば周囲のものをすべて焼き焦がしてしまうほど。
変わり者だらけの特殊部隊のキーパーソンであり、彼なくして超常的な脅威への対処は不可能だったと言っても過言ではありません。
9.エンチャントレス
いろいろと腑に落ちないところを残した映画『スーサイド・スクワッド』ですが、中でもアマンダ・ウォーラーがエンチャントレスのような悪魔的存在に対して、人間でチームを結成すると決定したことはその最たるものと言えるかもしれません。
エンチャントレスは人に憑依する能力を持ち、不死身で、人間を堕落させて自分の軍団に取り込むことができました。そんなエンチャントレスの唯一の弱点は、アマンダ・ウォーラーが彼女を操るために用意した、むき出しの心臓でした。
しかし、エンチャントレスのテレキネシス、テレパシー、テレポート能力によって、彼女は再び主導権を握ることに成功してしまいます。もしこのシンプルな弱点がなければ、エンチャントレスを止めることは誰にもできなかったでしょう。
8.アレス
アレスの描写は、コミックよりもDCEUの映画『ワンダーウーマン』の方がよくできている、という意見も多く、圧倒的な力を持つ存在として登場する姿は説得力がありました。
アレスは戦争によって力を得て、人間が戦争をより悲惨に、より長く行うようになると、彼の能力はそれに合わせて大きくなります。アレスの能力は桁外れで、最小限の労力で周囲を焼野原にすることができました。
皮肉なことに、彼があまりにも協力だったために、ワンダーウーマンがアレス自身の雷を彼に投影して彼の運命を呪った時、彼は自ら死に追い込まれることとなりました。
7.ゾッド将軍
ゾッド将軍は確かに『マン・オブ・スティール』の最後でスーパーマンに敗北したかもしれませんが、実際には彼がクリプトン人として完全な力の覚醒を体験することはなかったことには触れておかなければならないでしょう。
ゾッドが地球の黄色い太陽に晒されていた時間はごくわずかで、つまり彼が能力を開花させるのはもっと後になるはずだったのです。
それでもゾッドは、宇宙規模の戦いでスーパーマンと一騎打ちを果たしました。
空を飛ぶことはできませんでしたが、破壊的な力でビルに飛び乗り、スーパーマンに挑むことに成功します。
彼の熱光線は非常に強力で、周囲を完全にたいらげてしまうほどでした。黄色い太陽の光をたっぷり取り込んだスーパーマンに、たゆまぬ軍事訓練で対抗できると証明したゾッドでしたが、スーパーマンの圧倒的な力の前に倒れることとなりました。
6.シャザム
親しみやすい主人公へ向けられた賞賛をもって『シャザム!』がDCEUで最高の映画だ、と考える人も多いですが、彼はスーパーマンが持つ多くの能力(怪力、飛行、超高速…etc)に加えて、魔法の力も持っており、DCEUのキャラクターの中でも最も強力なキャラクターの一人なのです。
シャザムの”弱点”は主にビリー・バットソンの子供心にあり、彼はソロモンの知性を授かっているものの、世間知らずなところが顔を出す場面も。
彼を傷つけることができるのは魔法の攻撃だけ…ということから、シャザムはほぼ不死身であり、彼のスピード、強さ、電気の力によって一つ抜きんでた存在としてこの順位にランクインしました。