ファッション海外ドラマの王道『アグリー・ベティ』
明るさが取り柄のさせない主人公の頑張る姿と、煌めくファッションの数々が最大の魅力な作品です。
そんな『アグリー・ベティ』には主人公ベティをはじめ、ドラマを彩る個性豊かなキャラクターが沢山存在しました。
シリーズが終了した2010年から10年以上が経過した現在、彼らはどんな風になっているのでしょうか。
今回は全シリーズ登場したメインキャストから、ベティを翻弄したあの男性陣までを徹底調査しました。
アメリカ・フェレーラ(ベティ・スワレス)

via imdb.com

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チリチリ頭にメガネに矯正器具…おまけに柄×柄という斬新なファッションセンス。
この通りファッション誌とは無縁だが、どんな時でも負けない根性と夢への情熱の持ち主のベティ。
そんな魅力あふれるベティを演じた女優が……アメリカン・フェレーラです。
そんな彼女、現在ではなんと2児のママになっています!
学生時代から交際し、映画監督でもある夫ライアン・ピアーズ・ウィリアムズとの間に2018年に男の子が、2020年に女の子が誕生。
下のInstagramでは、仲睦まじい家族写真がアップされています。
一方仕事面では、2015年から主演を務めているシットコムドラマ『スーパーストア』がシーズン6への更新決定。
さらに、彼女が製作総指揮を務めたNetflixオリジナルドラマ『Gentefied/ヘンテファイド』がシーズン2まで配信されています。
また海外のプレゼンサイト「TED」では、自身の経験をもとにハリウッドの人種差別についての講演を行い話題に。
女優業だけでなく、多方面に仕事を広げるという多才っぷりを披露しています!
ベティ顔負けの頭の良さとキャリアですね。
ますますアメリカン・フェレーラの活躍には目が離せません!
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エリック・メビウス(ダニエル・ミード)

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全シリーズ通してベティの上司であり、親友であり、どんな時でも味方だったダニエル。
最初はただの父親のコネで編集長になっただけのボンボンでプレイボーイだった彼。
そんな彼がベティと打ち解けるうちに、徐々に立派な編集長となる姿も『アグリー・ベティ』の魅力だったのです。
もう一人の主人公とも言うべきダニエルを演じた俳優がエリック・メビウスです。
チャラチャラ感のあったダニエル時代と比べるとイケオジ感がアップしていますね。
でも相変わらずスーツは似合うし、ブルーアイも素敵です。
さて現在もエリックは海外ドラマで俳優として活躍中。
2013年、2014年には『signed sealed delivered』というドラマで主演を務め、2019年には映画『Inside Game』や『It’s Beginning to Look a Lot Like Christmas』にも出演しました。
一方プライベートでは、「Cameo」というアプリを使ってファンとの交流を楽しんでいます!
日本ではあまり知られていませんが、「Cameo」とはアカウントのある芸能人から直接ビデオメッセージを貰うことができるアプリです。
日本でまだ使うことができないのが残念ですが、エリックファンにとっては最高のサービスですね!
2020 has been a rough one, but it’s the holidays so I thought I’d spread some good cheer and join Cameo—l’m really looking forward to connecting with you all! Check out my Cameo profile: https://t.co/RZ1gLb3PGM pic.twitter.com/C2ZN0sXXIv
— Eric_Mabius (@Eric_Mabius) December 4, 2020
ヴァネッサ・ウィリアムズ(ウィルミナ・スレイター)

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『アグリー・ベティ』の中で最もお騒がせキャラだったのが、ベティのもう一人の上司ウィルミナ。
「MODE」雑誌にすべてを注ぎ、編集長の座をとるためなら手段を択ばない彼女。
ベティのことももちろん認めず、バカにするばかり。
でもウィルミナに立ち向かうことでベティが強くなれたということもあるので、憎めない存在でした。
この高圧的な目とグラマラスなプロポーションで、絶対的女王ウィルミナを見事に演じた女優がヴァネッサ・ウィリアムズ。
ウィルミナの冷酷なイメージがつきすぎていますが、ヴァネッサ本人は明るい女性。
Instagramの投稿も笑顔あふれるものばかりです。
そんなヴァネッサ、実はもともと女優よりも歌手としての方が有名。
CDを出したり、グラミー賞にノミネートされた経歴もある素晴らしい歌声の持ち主なのです。
たしか『アグリー・ベティ4』でも歌うシーンがありましたね。
最近は女優だけでなくアニメなどの「声優」としても活躍しているみたいです。
アニメ映画『Batman: Hush』やディズニーキッズアニメ『T.O.T.S.』などに出演中。
またヴァネッサは皆大好きM&MsのCMにも声優として出ており、Ms Brownというヒールを履いたウィルミナみのあるキャラクターの声を担当したりもしています。
彼女自身このキャラクターが気に入っているらしく、ポスター前で写真を撮ったりする姿も。
ちなみに、現在でも『アグリー・ベティ』で共演したマーク役のマイケル・ユーリとは交流があるみたい!
Instagramには二人が満面の笑みの写真なんかも投稿されています。
ドラマ内では上司と部下であり、一番の悪友でもあった二人の親しい姿はファンからしたらかなり嬉しいですね。
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マイケル・ユーリ(マーク・セントジェームズ)

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先ほど紹介したウィルミナの右腕で悪知恵がすこぶる働く、ベティの同僚マーク。
最初はベティをいじめるも、だんだんと才能を認め、彼女の良きライバルともなっていく彼。
時にベティと手を組んだり、と思ったら裏切ったりと色んな形で『アグリー・ベティ』を盛り上げてくれてましたね。
そんなファッション好きのゲイの同僚マークを演じたのがマイケル・ユーリー。
爽やかさとチャーミングな笑顔が『アグリー・ベティ』当時から全く変わらない!
『アグリー・ベティ』後も『グッド・ワイフ』などに出演しているマイケルですが、近年ブロードウェイなど舞台を中心に才能を開花中!
中でも、同性愛がまだ認められていなかった時代に生きるゲイ男性の姿を描いた『Torch song』は人気作で、何度もリバイバル上演されています。
それ以外にも毎年ペースでオフブロードウェイに出演するなど、着実にミュージカル俳優として出世しています!
また、プライベートでは日本でも話題になったファッションの祭典「メット・ガラ」での衣装が注目されたりもしました。
マイケル自身ゲイなのですが、そのアイデンティティを最大に表現しつつ、どこかバカにした感じが素晴らしいファッション。
彼にしか着こなせないドレスかもしれませんね。
『アグリー・ベティ』時代とはまた違った魅力を今後ますます発揮していくことでしょう!