5位:『ママと恋に落ちるまで』(2005-2014)
2030年の「現代」に、父親が二人の子供たちに「どうやってママと出会ったのか」を当時のことを思い出しながら語る、という風変りな手法を取ったことでカルト的な人気を誇った本作。
主人公テッド(=父親)が4人の友達と過ごした若き日の思い出話のどこに母親のヒントがあるのか、登場する女性キャラクターがママ候補に挙がっては消えていく…という上手いストーリー展開に、子供たちと同じくやきもきすること間違いなしです。
4位:『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』(2007-2019)
それまでのドラマでは無視されがちだった「オタク」たちを主人公に描き、瞬く間にアメリカの視聴者の心を掴んだ本作。
グラフィックノベルやゲームをはじめとする「ナード」な文化をより一般的なものに押し上げ、子供たちが科学への興味を持つきっかけづくりにも貢献したドラマとも言われており、スティーヴン・ホーキング博士やスタン・リーなど、幅広い分野の権威とされる人物がさらりとゲスト出演することでも話題にありました。
3位:『ジ・オフィス』(2005-2013)
同タイトルのイギリスの人気コメディを、アメリカ版にリメイクした本作。
とあるオフィスで起こる仕事・人間関係の小さなドラマを切り取った作品で、架空のテレビ番組のための撮影カメラが入っている、というモキュメンタリーの手法で展開されていきます。
登場するキャラクター達は平気で第四の壁を破って観客たちに目配せをしたり、内緒話を漏らしたりするため、画面の中での出来事が妙にリアルに感じられる作品です。
2位:『となりのサインフェルド』(1989-1998)
周りの友達に一人はいるような変わり者が4人集まったら…当然ドタバタしないわけがない。
テンポの良いストーリーと独創的なキャラクターで今もなお人気の高いシリーズで、シーズン9で幕を閉じました。
主人公ジェリー・サインフェルドは、実際にこのドラマが始まる前からスタンダップコメディアンとして活躍しており、ドラマ終了後もコメディアンとして数々のステージに立っており、彼をMCとするトーク番組『サインフェルド:ヴィンテージカーでコーヒーを』も人気を博しています。
1位:『フレンズ』(1994-2004)
NYマンハッタンで共同生活を送る男女6人の生活を描き、彼らの面白おかしく、そして時にはホロリと涙を誘う温かい友情に世界中の人々が虜になりました。
10年にわたり全235話が放送され、その後メインキャラクターの一人ジョーイを主人公にしたスピンオフ作品『ジョーイ』も製作されるなど、最も評価されたシットコムとして不動の人気を誇っています。
2021年にはキャストが再集結した、ファン待望の『フレンズ:ザ・リユニオン』も製作されました。