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【あの人は今】『クリミナル・マインド』を降板したキャストたち

STUNNER編集部
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FBI行動分析課''BAU''の活躍を描く大ヒット犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド』にレギュラー出演し、惜しまれつつも降板してしまった''あの人たち''の現在’に迫ります!

2005年より放送を開始し、瞬く間に人気に火が付いた、犯罪捜査サスペンス『クリミナル・マインド』。
FBIの最強プロファイリング・チーム”BAU”の活躍を描く人気シリーズです。

すでにシーズン15(ファイナル・シーズン)の放送が終了している本作ですが、長く続いた作品だけに多くのレギュラーキャストが入れ替わってきました。

最終的には放送開始当初のメンバーはほとんど残っていない状態に…

この記事では、かつてBAUメンバーとして活躍していたキャストたちの現在を紹介していきます。

番組出演当時

マンディ・パティンキン

via IMDb.com

『クリミナル・マインド』初期メンバーの一人で、最初のチームリーダー ギデオン。

過去に大きなトラウマを抱えており、それが原因でシーズン2をもってチームを離れることに。

演じるマンディは名門ジュリアード学院で演技を学び、1978年に俳優デビュー。
TV、映画、舞台など幅広いフィールドで活躍していた彼ですが、特によく知られているのが、舞台での活躍。
デビュー間もない1979年に出演した『エビータ』ではトニー賞を受賞。その後も1984年、1994年の『Sunday in the Park with George』、2000年の『ワイルド・パーティ』でも同賞を受賞と、ブロードウェイを代表する名優としてその名を知られるように。

また、1994年から2000年まで出演したTVドラマ『シカゴ・ホープ』ではエミー賞を受賞。1999年の『エルモと毛布の大冒険』など、ジャンルにとらわれない演技も魅力の一つです。

『クリミナル・マインド』でも圧倒的存在感を放ち、事件解決に邁進するシリアスな表情を魅せながらも、心優しき表情も印象的で、彼のキャリアが非常に活きた演技を披露していました。

現在

マンディ・パティンキン

via IMDb.com

『クリミナル・マインド』を降板後は、声優として活躍しながらもTVドラマの端役として存在感を発揮。
特に2011年から出演した『HOMELAND』で演じたCIAのソール・ベレンソン役が有名。
2017年に公開された『スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険』では、パパ・スマーフの声を担当しています。
そのほか『ワンダー 君は太陽』(2017)、『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』(2018)といった作品に出演。

『クリミナル・マインド』降板の理由は、「自身の信念に反していたから」だそうで、毎回のように女性が暴行を受けたりするシーンが描かれることに嫌悪感を示したからと後に語っています。

ローラ・グラウディーニ

番組出演当時

ローラ・グラウディーニ

via IMDb.com

シアトル支局からBAUに転属してきた、性犯罪のエキスパート エル。
ある事件をきっかけに心に傷を負い、シーズン2の中盤で辞職することとなりました。

演じるローラは1996年にデビュー。
『NYPDブルー』や『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』といったTVドラマで頭角を現し、ジョニー・デップ主演の『ブロウ』(2001)など映画でも活躍するようになります。
そうして2005年に『クリミナル・マインド』のレギュラーに抜擢。
主要メンバーとして大きな役割を果たしましたが、わずか1シーズンちょっとの出演で降板となってしまいました。

現在

ローラ・グラウディーニ

via mycast.io

『クリミナル・マインド』降板後は『LAW & ORDER』や『ホワイトカラー』、『パーソン・オブ・インタレスト』といった人気ドラマにゲスト出演。
『リベンジ』、『エージェント・オブ・シールド』、『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』に複数回出演するなど、海外ドラマでよく見かける女優の一人です。

『クリミナル・マインド』降板の理由としては、ニューヨーク生まれである彼女にとってロサンゼルスでの仕事は、あらゆる面で苦労することが多く、馴染めなかったためであると言われています。

シェマー・ムーア

番組出演当時

シェマー・ムーア

via IMDb.com

元刑事ということもあり、BAUの肉体派担当のモーガン。
現場での危険を顧みない追走劇、犯人を追いつめる尋問、そして何と言っても容疑者宅のドアを蹴破るその姿。ムードメーカーでもあり、チームに欠かせない存在でした。

演じるシェマーは1995年にデビューを飾り、2002年から2003年に出演したDCドラマ『ゴッサム・シティ・エンジェル』でその名を知られるようになります。
その後、2005年より11年間『クリミナル・マインド』にレギュラー出演。シリーズ屈指の人気キャラクターとして絶大なる支持を集めました。

また1994年から2019年までの20年以上『The Young and the Restless』という昼ドラに出演していたというのも有名な話です。

現在

シェマー・ムーア

https://twitter.com/

『クリミナル・マインド』降板後もそのタフガイ的イメージを存分に活かし、新たな代表作を得ました。
全米で2017年より放送開始となったアクション・ドラマ『S.W.A.T.』にて、冷静沈着な頼れるチームリーダーのダニエル・‘‘ホンドー’’・ハレルソン役として抜群の存在感を放っています。

『クリミナル・マインド』降板の理由は、「俳優として新たな可能性に挑みたい」というものでした。

トーマス・ギブソン

番組出演当時

トーマス・ギブソン

via IMDb.com

BAUの捜査を率いるリーダー的存在のホッチ。
生真面目な性格でいつも気難しい表情でいることが多いものの、時折見せるその笑顔に、魅力的なギャップのあるキャラクター。
プロファイリングや狙撃術に秀でた唯一無二の特別捜査官。

演じるギブソンはジュリアード学院で演技を学び、1987年に俳優デビュー。
1994年から医療ドラマ『シカゴ・ホープ』で医師のダニー・ナイランドを演じ、注目を集めるように。その後、1997年より『ふたりは最高! ダーマ&グレッグ』で人気を獲得。
その勢いのままに『クリミナル・マインド』に出演し、両作で対照的な演技を披露。
名実ともにアメリカTV界を代表する俳優となりました。

現在

via IMDb.com

まだまだ記憶に新しいですが、2016年に『クリミナル・マインド』脚本家との確執から番組を解雇となってしまい、その後は、映画『Axis』(2017)や『Shadow Wolves』(2019)に出演。

ここまで紹介してきたメンバーたち以外にもアシュレイ・シーバー役のレイチェル・ニコルズ、アレックス・ブレイク役のジーン・トリプルホーン、ケイト・キャラハン役のジェニファー・ラヴ・ヒューイット、スティーヴン・ウォーカー役のデイモン・ガプトンなど、わずかな登場で番組を去って行ったメンバーも多くいる『クリミナル・マインド』。

もはや入れ替わりが激しすぎて忘れ去られている方たちも多くいますが、中には異色の経緯を誇るメンバーもいます。

エミリー・プレンティス役 パジェット・ブリュースター

番組出演当時

パジェット・ブリュースター

via IMDb.com

シーズン2よりエルの後釜としてBAUチームに加わったエミリーは、卓越した語学力を武器にチームの重要メンバーとして重宝されていましたが、ロンドンのインターポールの主任職に就くために、シーズン7をもってチームを去りました。

しかし、その後も何か重大な事件が起こるたびにBAUの捜査に協力。
シーズン9とシーズン10にゲスト扱いでの登場を果たしていました。

パジェット・ブリュースター

https://www.imdb.com/

そして、何と!シーズン12から再びレギュラーに昇格!!
BAUのメンバーとしてまた新たな門出を迎えたわけです!!だったら最初から降板させなければ良かったのにと思わずにはいられませんが、このように過去に降板したものの、また何年か後に戻ってくるという可能性も秘めているのが、この『クリミナル・マインド』の魅力でもありました。

過去にはJJ役のA・J・クックとペネロープ役のカーステン・ヴァングスネスが降板するのではないかという話題もありましたが、彼女たちもファイナル・シーズンまで無事に出演し続けました。
降板してしまったキャストのこれからの活躍にも注目したいですね!

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