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【映画】「ジョーカー」あらすじ紹介とラストシーンのネタバレ解説

STUNNER編集部
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2019年に制作され、バットマンの宿敵・ジョーカーの誕生の秘密を描き、大ヒットとなった映画「ジョーカー」。アカデミー賞で主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスの演技が話題となりました。今回は「ジョーカー」のあらすじ紹介とラストシーンをネタバレ解説します。

本記事は映画のエンディングまでのネタバレが含まれています。

記事をご覧になる際は十分にご注意ください。

こちらの記事にはネタバレが含まれています

via IMDb.com

1981年のゴッサム・シティ。

財政崩壊により市民の貧富の差は拡大し、市民は暴力的になり、街は荒廃していました。

そんなゴッサム・シティに住むアーサー・フレックは貧しい道化師。
ピエロとして派遣され、わずかな金を稼ぎながら母親ペニーと二人で暮らしていました。

アーサーは脳の障害を持ち、緊張すると笑ってしまうという病気を患っています。
母親も心臓と精神を病んでおり、かつて仕えていた大富豪トーマス・ウェインに助けを求める手紙を送る毎日。

大変な生活の中、アーサーはいつかコメディアンとして成功することを夢見ていました。

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そんなアーサーに次々と不幸が起こります。

ピエロとして電気店の閉店セールの仕事をしている際、不良の若者たちに看板を奪われ、袋叩きにされてしまいます。
派遣会社からは仕事を放棄したとして責められ、看板の弁償を求められます。

怒りを爆発させるアーサーに、同僚のランドルが護身用として拳銃を手渡しました。

後日、アーサーは久々にピエロとして小児病棟に派遣されますが、誤って拳銃を床に落としてしまい、会社から解雇されることに。
「同僚から護身用として譲られただけだ」と弁解しますが、ランドルはアーサーを裏切ってそれを否定しました。

初めての殺人と目覚め

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ピエロ姿のまま地下鉄に乗り込んだアーサーは、ビジネスマンに絡まれていた女性から助けを求められ、緊張のため発作の笑いが出てしまいます。

その結果、女性は逃げることができましたが、アーサーは激しい暴行を受けることに。

耐え切れずに思わず所持していた拳銃で彼らを射殺してしまいます。

初めて犯した殺人に、高揚感を感じるアーサーは、トイレの中で陽気に踊りだすのでした…

via IMDb.com

まるで人が変わったアーサーは、想いを寄せていた同じアパートに住むシングルマザー、ソフィーにキスをして強引に口説きます。

そして、自分の出演するコメディーショーに誘いますが、本番中に発作が治まらず、客には全く受けずショーは失敗に。

ところが、人気トーク番組の司会者マレー・フランクリンは、アーサーの発作を渾身のすべり芸として彼に興味を持ちます。

アーサーの出生の真実

via IMDb.com

一方、アーサーの母ペニーは相変わらずトーマス・ウェインへの手紙を書き続けています。ある日のこと、アーサーはこの手紙の内容を目にしてしまいました。そこに書かれていたのは、アーサーがトーマス・ウェインの息子だという衝撃の内容でした。

アーサーはその真実を確かめるためにトーマス・ウェイン邸を訪問し、幼いブルース・ウェイン(後のバットマン)に手品を見せて気を引こうとします。
そこに執事のアルフレッドが現れ、「お前の母親は狂っている」と悪態をつかれたアーサーは、アルフレッドの首を絞めて逃走します。

後日、トーマスが出席する映画の鑑賞会に潜入したアーサーは、トイレに立ったトーマスと対面します。
しかしトーマスから「お前は、母親が昔うちで働いていたときにもらわれてきた養子だ」と罵倒され、殴られてしまいます。

真相を知りたいアーサーが、以前母ペニーが入院していた病院で記録を調べてみると、アーサーは養子であり血縁関係にないこと、アーサーの脳の障害はペニーやその交際相手による虐待が原因であること、という衝撃の事実が明らかになります。

絶望したアーサーは、入院中のペニーを枕で窒息死させてしまいます。
その後、ソフィーのもとを訪れますが、彼女はアーサーの名前をかすかに覚えている程度でした。
つまり、ソフィーとの関係はすべてアーサーの妄想だったのです…

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