10位 エイリアン
1979~2017年「エイリアン」シリーズに登場するキャラクター。
70年代半ばにこのキャラクターがはじめに作られた時は、これほど長きに渡って人気を博すことになるとは考えられていなかったかもしれません。しかし、このエイリアンは映画だけにとどまらず、漫画やゲームと様々なシーンで登場することになります。
これまでのシリーズで、デザインが何度もマイナーチェンジされています。
9位 ヴォルデモート卿
2001年~2011年の「ハリー・ポッター」シリーズに登場する、いわゆるラスボスキャラクター。
ヴォルデモート卿の名前は、フランス語を愛した原作者のJ・K・ローリングが、「権力と異国情緒の両方を呼び起こす名前」をイメージしてつけたそうです。
日本語版での彼の1人称が「俺様」な点に、疑問を感じた方が結構いると思います。
8位 アントン・シガー
2007年の「ノーカントリー」に登場する狂気的でおぞましい殺し屋。
アントン・シガーを演じたハビエル・バルデムは、オスカーを手にした時のインタビューで、「私のヘアスタイルの中で、最も恐ろしいヘアカットだ」と言っていましたが、本人は案外気に入っていたそうです。
彼の狂気的な演技はロバート・デニーロの「タクシー・ドライバー」のそれとはまた違った意味で、目を見張るものがあります。
7位 カイロ・レン
2015年~の「新スターウォーズ」シリーズに登場するキャラクター。
アダム・ドライバーの演じるカイロ・レンは、冷酷でありつつも光と闇の中で揺れ動く、非常に人間臭いキャラクターです。完全無欠でない部分が、逆に彼の魅力なのかも知れません。
2019年「エピソード9/スカイウォーカーの夜明け」でも登場しています。
6位 ハンス・ランダ
2009年「イングロリアス・バスターズ」に登場するキャラクター。(架空の人物)
クエンティン・タランティーノの作品なので、他のナチスを題材にした映画とは一線を画します。中でもこのハンス・ランダがピカイチで、ハンスを演じたクリストフ・ヴァルツがオスカーを手にしたことが何よりの証拠です。
タランティーノ作品は好き嫌いが真っ二つに別れますが、このキャラのためだけに鑑賞しても損はない映画です。
5位 ハンニバル・レクター
1991年、2000年、2002年の3度に渡って登場したマッドなドクター。
アンソニー・ホプキンス扮するハンニバル・レクターは、好んで人の内臓を食すサイコですが、頭脳も明晰です。そのため彼の言葉は、刃や銃弾にも劣らないほど危険なのです。
狂気的なキャラクターではありますが、現在においてもあらゆる所で愛されているキャラクターです。
4位 ハンス・グルーバー
1998年「ダイ・ハード」に登場するキャラクター。
ハンス・グルーバーは、最も完成された悪役の1人で、頭脳明晰なだけでなく、カリスマ性も抜群で、状況に応じて作戦を変更する柔軟性まで持ち備えております。
また、アラン・リックマンのみこのランキングに2度登場しています。
3位 ロキ
2011年~2017年の「マイティ・ソー」シリーズに登場するキャラクター。
主人公雷神ソーの義弟で、トム・ヒドルストン扮するロキは、愛すべきお茶目なキャラクターです。(アベンジャーズ結成のきっかけを生んだのも彼です)
不二子ちゃんと同じくらい裏切りが大好きなのが、このキャラクターの特徴です。
2位 ジョーカー
「バッドマン」シリーズに登場するキャラクター。
ジャック・ニコルソン、 ヒース・レジャー、 ホアキン・フェニックスなど、名だたるレジェンド俳優たちが映画のスクリーンで演じてきています。
圧倒的カリスマに加え、人をたぶらかす天才で妙に説得力があります。なぜなら彼はおかしな事は何一つ言っていないからです。
1位 ダース・ベイダー
1977年~1983年、2005年、2015年の「スター・ウォーズ」シリーズに登場するキャラクター。
こういったランキングの常連であり、非常に印象深く魅力的なキャラクターです。
ダースベイダーがこれほどまで人気を博する要因となっているのは、その圧倒的なカリスマだけでなく、人間味を残した悲劇的なキャラクターだからでしょう。
当然の1位ともいえ、今後も語り継がれていくキャラクターでしょう。