10位：スティーヴン・ブラム
2013年の『LEGO(R)バットマン：ザ・ムービー 〈ヒーロー大集合〉』でペンギンの声を演じたのが、ブラムです。
興味深いことに、彼のペンギンは数シーンしか登場せず、ハーレイ・クインやジョーカー、リドラー、トゥーフェイスから成るチームの一員としての活躍に留まっています。
声優としてギネスに載るほどの実績を持っていることや、ウルヴァリンの声を担当しマーベルとDCの両方で活躍する数少ない俳優ということを鑑みると、なんだかもったいない気もしますが・・・。
それでも、ブラムのペンギンは人々の印象に残っているようです。
９位：デヴィッド・オグデン・スタイアーズ
『マッシュ』のウィンチェスター少佐役で知られ、数々のディズニーキャラクターの声を担当してきたこの伝説的な俳優は、2003年の『Batman: Mystery Of The Batwoman (2003)』でペンギンの声を演じました。
スタイアーズが演じたペンギンは、ゴッサムに留まらず国際的に暗躍する武器密輸業者で、さらにベインやルパート・ソーンというバットマン屈指のヴィランを配下に置いている・・・という、かつてないほど恐ろしい設定です。
バットマンの手に負えない”強すぎるペンギン”を好演したスタイアーズが、その存在感を存分にアピールし、ランクインしました。
８位：トム・ケニー
スポンジボブの声で知られるケニーは、アニメシリーズ『The Batman（2004～2008）』でペンギンの声を担当しました。
このシリーズでのペンギンは、ちょっと変わった特徴を持っています。
まず、設定が２０代と若く、億万長者であるなどの共通点から、ペンギンはブルース・ウェインのことをライバルと見なしているのです。
また、従来のペンギンは決して武闘家ではありませんでしたが、このシリーズのペンギンは熟練のファイターとしての面も持ち合わせています。
７位：ウェイン・ナイト
『となりのサインフェルド』のニューマン役で知られるナイトは、2009年からスタートしたアニメシリーズ『Harley Quinn』でペンギンを演じています。
バットマンが主役のシリーズではないため、ナイトが扮するペンギンは脇役として最初の2シーズンに登場するだけです。
通常、ペンギンはどの組織にも忠誠を誓うことのないキャラクターなのですが、ここではヴィランチームの一員として登場。
そして惜しくも、クインに殺害されてしまいます。
６位：ノーラン・ノース
人気のアクションアドベンチャー・ビデオゲーム『バットマン：アーカム』シリーズでペンギンの声を担当しているのが、ノースです。
元々はテレビ俳優として活躍してきたノースですが、代表作の放送終了と共に声優に転向し、以来多くのアニメやゲームに参加してきました。
このビデオゲームの魅力は、豊かなストーリー展開です。
ペンギンはメインヴィランの一人で、彼の仲間にはデスストロークやデッドショットなどがおり、陰謀の中心的存在であるペンギンを攻略するのは簡単なことではありません。
