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年齢を重ねてからブレイクした俳優 10人

STUNNER編集部
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競争激しいハリウッドの世界では、たとえ若くして成功を収めても人気を維持するのは難しいもの。一方で、遅咲きながらその後も人気を上げ続ける俳優もいます。エンタメ系ニュースサイトの「ScreenRant」が、40歳を過ぎてブレイクした注目の遅咲き俳優10人を選出しました。

クリストフ・ヴァルツ

『ターザン:REBORN』のレオン・ロム役や、ボンドの悪役ブロフェルドなど、象徴的なキャラクターを演じて最近のハリウッドを沸かせているヴァルツ。
しかし、彼が世界的に名を知られるようになったのは52歳のときでした。

クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ(2009)』で演じた冷徹なナチス親衛隊ハンス・ランダ役が高く評価され、アカデミー賞助演男優賞に輝きました。

同じくタランティーノ監督の『ジャンゴ 繋がれざる者(2012)』では、キング・シュルツ役で2度目のアカデミー賞助演男優賞に輝き、確固たる地位を確立しました。

キャシー・ベイツ

エミー賞に14回、アカデミー賞に4回ノミネートされているベイツですが、彼女の栄光の日々はすぐに始まったわけではありません。
キャリアのほとんどを演劇界で過ごしてきたベイツは、映画『ミザリー』の演技でアカデミー賞主演女優賞に輝いてブレイクしたのですが、その時の年齢は42歳でした。

オスカー受賞で注目されたベイツは、それ以降は毎年少なくとも1本の映画やテレビシリーズに出演し、コンスタントな活動を続けています。
現在も2本の映画がポストプロダクションにあり、ベイツの栄光はまだまだ続きそうです。

トミー・リー・ジョーンズ

長い下積み生活を送ってきたことで知られるジョーンズの転機は、45歳の時でした。
オリバー・ストーン監督の『JFK』に出演して知名度を上げると、その後『逃亡者』や『メン・イン・ブラック』など、90年代の大作映画に立て続けに出演するようになったのです。

『逃亡者』では主人公のハリソン・フォードを追い詰める連邦保安官役で、アカデミー賞助演男優賞を獲得。
法執行機関の特別捜査官やその上司を演じることが多く、間違いなくタイプキャスト(演技イメージを固定化して配役されること)される俳優の1人ですが、ジョーンズはこのことを不満には思っていないようです。

スティーヴ・カレル

コメディニュース番組の『The Daily Show』でレポーターとして活躍し、コメディーに磨きをかけたカレル。
43歳のときに2つの大役を得たことが、彼のキャリアの転機となりました。

『40歳の童貞男』では社交的でない店員を、『ザ・オフィス』では空気の読めないオフィスマネージャーを演じ、一躍スターダムに躍り出たのです。

最悪の状況をさぞ普通のことのように演じるカレルは、何度見ても飽きない笑いを提供するコメディ俳優として、テレビと映画の両方で成功を収めました。
さらにシリアスなドラマでも演技力を披露し、製作者としての才能も発揮するなど、カレルの成長と活躍は止まりません。

ベティ・ホワイト

30代で自分のシットコムを作った最初の女性となったホワイトですが、自分が立ち上げたプロダクションではあまり成功を収められませんでした。
チャンスが訪れたのは51歳のときで、『The Mary Tyler Moore Show』への出演がきっかけとなり、ホワイトのキャリアが新たな高みに到達することができたのです。

引退を嫌った彼女は90歳代まで仕事を続け、「女性エンターテイナーによる最も長いテレビ出演歴」としてギネスブックに認定されました。

また、LGBTQや人種問題の活動家としても知られ、2021年に99歳で惜しまれつつこの世を去りました。

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