スポンサーリンク

2010年代で最も象徴的な映画ポスター 10選

STUNNER編集部
STUNNER編集部をフォローする

映画の魅力を凝縮して表現する映画ポスターは、宣伝という役割を越え、時代を反映する独自のカルチャーとして人々に愛されています。エンタメ系ニュースサイトの「ScreenRant」が、2010年代の映画の中から、特に素晴らしい10枚のポスターを厳選しました。

死霊館(2013)

最近のホラー映画の中で、飛びぬけた存在感を示している『死霊館』。

そのポスターも実に素晴らしく、不気味な色調で作品のトーンをしっかりと表現しています。
中でも、縄で首を吊った人物の影が、この家の怖い歴史とストーリーの内容を暗示しているようです。

しかし、タイトル下に書かれた「実際に起きたウォーレン家の事件に基づく(=Based on the true case files of the Warrens)」の一文が、やはり一番恐ろしいでしょう。

アントマン(2015)

『アントマン』は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の第12作目となるヒーロー映画です。

同ユニバースの映画『アベンジャーズ』にひっかけたキャッチコピーは、「盾なし、ハンマーなし、問題なし。(=No shield. No Hammer. No Problem.)」といった内容。
シールドに乗った主人公の様子から、彼がいかに小さいかが表現されています。

このポスターは話題となり、続編映画でも同様の手法が使われました。

 ジョン・ウィック:チャプター2 (2017)

キアヌ・リーブス主演、引退した凄腕の殺し屋の復讐劇を描くアクション映画の続編です。

そのポスターでは、主人公のジョン・ウィックが敵に囲まれ、数えきれないほどの銃口を向けられている様子が表現されています。

まさに、絶体絶命の大ピンチ。
前作を上回るアクションとドラマが期待できるポスターとなっています。

ムーンライト(2016)

2016年に公開されたアメリカのドラマ映画『ムーンライト』は、低予算ながら世界的に高く評価された良作です。

主人公の内面の旅を描く同作は、3つの章にわけて彼の人生経験を描きます。
それを表現しているのが、主人公の顔を時代別の3つのセクションにわけて表現したこのポスターです。

作品同様、思慮深く、実に芸術駅なポスターとして評価されました。

パラサイト 半地下の家族(2019)

非英語の作品として初めてアカデミー賞の作品賞に輝き、世界を席巻した『パラサイト 半地下の家族』。
巧妙なプロットと衝撃のラストは、観客の度肝を抜きました。

ポスターでは、そんな『パラサイト』のあらゆる要素が凝縮されています。
作品を観る前には不思議なポスターに思えますが、視聴後に改めて見直すと、「所有者のように振舞え。(=Act like you own the place.)」というキャッチコピーを含め、その意図が怖いほど伝わってきます。

タイトルとURLをコピーしました