10.アイアンマン(2008)
ロバート・ダウニー・Jr主演のこの映画の成功がなければ、その後のMCUの発展はあり得なかったと言っても過言ではないほど、シリーズの中でも非常に重要な作品です。
億万長者のトニー・スタークがいかにして鋼鉄のスーツを身に着けたアイアンマンとなったのかを描いた本作は、その約10年後に公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見てからもう一度見返すことでより一層感動できる、とファンの間でも人気の高い作品となりました。
9.アベンジャーズ(2012)
映画公開から10年が経った今もなお愛され続けている『アベンジャーズ』は、象徴的なセリフや戦闘シーンに加え、魅力あふれるキャラクター同士の掛け合いが多く、登場したキャラクターを主人公にしたスピンオフ作品も続々と製作されており、MCUの広がり続ける人気の基盤ともいえる作品です。
8.マイティ・ソー バトルロイヤル(2017)
アスガルドすべてを滅ぼす「ラグナロク」を止めるため、ハンマーを失ったソーが、ハルクやヴァルキリーと共に立ち向かうシリーズ3作目にして、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』につながる重要なシーンも多い作品です。
ソーというキャラクターがより一層愛されるきっかけとなった作品であり、ソーとハルクがいかにして友情を築き上げたかがよく分かる作品として、シリーズの中でも屈指の人気を誇っています。
7.シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)
ウルトロンとの戦いにて、勝利を収めたものの、壊滅的な被害も出してしまったアベンジャーズを巡り、政府の管理下に置くか否かで敵対してしまったキャプテン・アメリカとアイアンマン。
ほかのヒーローたちもそれぞれの信念や立場から、二人のどちら側につくのか決断を迫られてしまい、ついにはアベンジャーズ同士の戦いに発展。
コミックに忠実な戦闘シーンはもちろん、どちらの意見も理解できてしまうだけに、観客もまたこの避けられない戦いに引き込まれていきました。
6.LOGAN/ローガン(2017)
ミュータントの大半が絶滅し、残りのミュータントたちも人間の目から隠れて暮らしている2029年を舞台に、長きにわたる戦いを経て不死身の身体ではなくなったローガンが、自分と同じ能力を持つミュータントの少女を守るために孤独な闘いに挑むシリーズ最終章。
ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンの最後の雄姿を見ることのできる作品であり、その優れたストーリーが高く評価され、第90回アカデミー賞では脚色賞にノミネートされました。