①チャック・バトウスキー役:ザッカリー・リーヴァイ
家電量販店で働きながら、姉と同居。趣味は親友と夜中までゲームをすること。
そんなテンプレートな「オタク」だったチャックが、CIAとNSAからやってきたエージェントと共に、いつの間にか国際的な陰謀を阻止する一流スパイへと変身する。
そんな主人公チャックを演じたのは、ザッカリー・リーヴァイ。
『CHUCK』で主演したことで、2010年の「ティーン・チョイス・アワード」を受賞。
同年のゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞にもノミネートされました。
オタクの主人公が、スパイ映画さながらのアクションと諜報活動で世界を救う、というテーマは確かに若者受けがよさそうですよね。
『CHUCK』が2013年に終了後、映画やTVシリーズに引っ張りだこのザッカリー・リーヴァイ。
中でも、日本でも一大ブームを起こした『HEROES』(2006-2010)の続編。『HEROES REBORN』(2015-2016)でメインキャストとして出演したことで話題になりました。
また、『塔の上のラプンツェル』(2010)では主人公ラプンツェルを塔の外へ連れ出した盗賊フリン・ライダーの声を担当。
その後の続編やTVシリーズ『ラプンツェル ザ・シリーズ』(2017-2020)でも演じ続けています。
映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)やドラマ『またの名をグレイス』(2017-)、『The Star(原題)』(2017)(声の出演)など、2017年も大忙しの様子。
2018年には、『マーベラス・ミセス・メイゼル』(2017-)シーズン2~3にゲスト出演。
2019年の全米映画俳優組合賞アンサンブル賞コメディシリーズ部門で、レイチェル・ブロズナハンやトニー・シャループらと共に受賞しております!
そしてもちろん、2019年公開のDC映画『シャザム!』でスーパーヒーローを演じたことも忘れてはいけませんね!
6人の神々の力を操り筋骨隆々の肉体を持つ、精神年齢14歳(!)のヒーローでした。
そんなザッカリー・リーヴァイ。2021年公開の映画『モーリタニアン 黒塗りの秘密』にも出演しました。
アメリカ同時多発テロの容疑者として、グアンタナモ基地に収容されたモーリタニア人男性の実話をもとにしたストーリーです。
②サラ・ウォーカー役:イヴォンヌ・ストラホフスキー
さえない日常を送るチャックの前に突如として現れた美女。
その正体はなんと、CIAのエージェントだった…!
というオタクのあこがれを詰め込んだような危険で魅力的なお姉さん、サラを演じたのはイヴォンヌ・ストラホフスキー。
2010年のティーン・チョイス・アワードの女優賞(アクション部門)を見事受賞。
ザッカリー・リーヴァイも受賞しており、『CHUCK』でダブル受賞となりました。
また、2007年のTV Guide Awardでは、「好きな女優」を個人で受賞!「好きなカップル」としてもザッカリー・リーヴァイと共に受賞しています。
2012年の英国の男性向け雑誌『Maxim』にて、「世界一ホットな女性ベスト100」の35位にランクインしたイヴォンヌ。
そんなイヴォンヌ・ストラホフスキーですが、『CHUCK』終了後、映画『アイ・フランケンシュタイン』(2014)やTVシリーズ『24:リブ・アナザーデイ』(2014)に出演。
映画『白い闇の女』(2016)では、『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディと共演しました。
第75回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門・作品賞を受賞した『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語/侍女の物語』(2017-)のメインキャストとして出演。
また、2020年オーストラリア制作のミニシリーズ『ステートレス -彷徨の行方-』にも出演しています。
オーストラリアの移民政策、移民局を基にしたオムニバス形式のドラマで、全6話構成の作品となっています。
結構心にズシンとくるドラマですが、気になる方はぜひチェックしてみてください。
2021年は、クリス・プラットと共に映画『トゥモロー・ウォー』(2021)で主演を務めています。