10位:『アイ・ラブ・ルーシー』(1951-1957)
ショービジネスでの成功を夢見る主婦が巻き起こす、トラブル多めの愛すべきドタバタ劇を描いた元祖シットコム。
主人公のルーシーを演じたルシル・ボールが夫のデジ・アーネス(劇中でも夫役を務める)と共に立ち上げたプロダクション会社が製作を取り仕切っており、その後『ザ・ルーシーショー』や『陽気なルーシー』などシリーズ化され、長く愛される作品となりました。
エミー賞をはじめ数々の賞を獲得しており、日本でもテレビ放送され、DVD化もされています。
9位:『チアーズ』(1982-1993)
ボストンのバー「チアーズ」を舞台に繰り広げられる群像劇。
『CSI:科学捜査班』や『グッド・プレイス』のテッド・ダンソンや、映画『スリー・ビルボード』でアカデミー助演男優賞にノミネートされたウディ・ハレルソンをはじめとする、若き日の豪華スターたちの共演が楽しめる作品でもあります。
馴染みの客と従業員たちが織りなす心温まるコメディであり、視聴者の誰もがこの「チアーズ」の常連客になれるかのような居心地の良さが魅力の作品で、今もなお色褪せない人気を誇っています。
8位:『ザット’70sショー』(1998-2006)
1970年代の高校生たちのちょっとおバカな日常を描き、全8シーズン合計200話が放送された人気シリーズです。
放送は’98年ということで、青春時代を懐かしむ大人から、当時を知らないけれどなぜかノスタルジーを感じる若者まで、幅広い層からの支持を集めました。
それぞれの登場人物のその後を描くスピンオフシリーズ『That ’90s Show(原題)』の製作もアナウンスされており、ミラ・クニスやアシュトン・カッチャーをはじめ、当時のキャストの再登場も予定されているとのことです。
7位:『ザ・シンプソンズ』(1989-)
1989年の放送開始以来、テレビ史上最長記録を更新し続けている伝説のテレビシリーズです。
2021年の段階で驚異の「シーズン33」ということで、その快進撃はまだまだ続きそうですね。
ごく普通の中流階級家庭に見えて、トラブルに巻き込まれる(あるいは引き起こす)ことにかけては超一流の才能を持つシンプソン家のドタバタ劇を描いたコメディでありながら、トランプ大統領就任をはじめ、現実で起きた出来事を予言するかのようなエピソードもあり、常に飽きられることなく、高い人気をキープし続ける作品です。
6位:『そりゃないぜ!? フレイジャー』(1993-2004)
『チアーズ』のメインキャラクターの一人、フレイジャー博士を主人公に描くスピンオフ作品です。
今度はシアトルを舞台に、セラピストとして悩み相談に応えるラジオ番組で成功をおさめ、悠々自適な一人暮らしを送る博士の元に父親と犬、そして父の介護士が転がり込んできて始まるトラブル続きの日常を面白おかしく描き、エミー賞を計37回受賞するという快挙を成し遂げ、本家にも負けない人気を誇りました。