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【全22作品】ジブリ映画の歴代興行収入ランキング

STUNNER編集部
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1985年のスタジオ創設以来、宮崎駿監督のもとラピュタやトトロなど、数多くの名作を生み出してきたスタジオジブリ。そんなジブリ作品を興行収入ランキング順にまとめてみました。現在の評価とは異なる意外なランキングをご覧ください。

*日本では1999年まで配給収入の発表で、興行収入に切り替わったのは2000年からとなるため、それ以前の作品については推定値となります。

*「となりのトトロ」「火垂るの墓」は2本立てで公開されたため、同じ興行収入の扱いとなります。

第21位 レッドタートル ある島の物語(2016年):0.9億円

「岸辺のふたり」ででアカデミー短編アニメーション賞を受賞したマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督作品。
嵐で大海原に放り出され、なんとか無人島に漂着した男に訪れる不思議な運命を描く。

興行的には失敗となり、スタジオジブリ作品として唯一、1億円に到達しませんでした。

平均レーティング 3.31

第20位 天空の城ラピュタ(1986年):11.6億円

スウィフトの「ガリバー旅行記」に登場する天空の島ラピュタを題材に、宮崎駿が監督、脚本を手掛けた劇場アニメーション。

監督である宮崎が小学校時代に考えていた架空の作品が骨子となっており、原作となるマンガや小説は存在しません。

現状は高い評価を受けている本作ですが、公開時の配給収入は5.8億円、興行収入は11.6億円と振るわず、これは長らくジブリのワースト記録でした。
*現在は2016年公開の「レッドタートル ある島の物語」が9千万円でワースト。

地上波でもいまだに鉄板コンテンツとして放送されていて、たびたび「バルス!」がTwitterトレンドに出現しますね。
興行収入ランクは20位ですが、現在、好きな作品で挙げると1位を争う人気です。

平均レーティング 4.22

第19位 となりのトトロ/火垂るの墓(1988年):11.7億円

「となりのトトロ」は、昭和30年代を舞台に、田舎に引っ越してきた草壁一家のサツキ・メイ姉妹と、子どもの時にしか会えないと言われる不思議な生き物トトロとの交流を描くアニメ。

原作・脚本・監督は宮崎駿で、作画監督は佐藤好春。

現在の評価では考えられないことですが、公開当初は配給収入が5.9億円(興行収入約11.7億円)と、前作の「天空の城ラピュタ」に続いて、興行的には失敗でした。

*「となりのトトロ」と「火垂るの墓」は同時上映となります。

平均レーティング 4.12

第18位 風の谷のナウシカ(1984年):14.8億円

宮崎駿原作の同名マンガを映像化。
高度な産業文明を破壊させた大戦争から1000年後の近未来を舞台に、主人公ナウシカが、巨大な虫や腐海と呼ばれる毒の森とともに生き、人間同士の醜い争いから故郷と人々を守る姿を描く。

宮崎自身が監督・脚本を手がけ、高畑勲・鈴木敏夫・久石譲ら、のちのスタジオジブリ作品を支えるスタッフも顔をそろえており、スタジオジブリの原点として扱われている作品です。

今から35年も前の作品とは思えないクオリティです。

平均レーティング 4.16

第17位 ホーホケキョ となりの山田くん(1999年):15.6億円

朝日新聞に連載の4コマ漫画「となりの山田くん」をベースにスタジオジブリが映像化。

平凡な日本の一家が繰り広げるほのぼのエピソードを、短編集のような構成でユーモラスに描く。
監督は「平成狸合戦ぽんぽこ」の高畑勲。

平均レーティング 3.68

第16位 かぐや姫の物語(2013年):24.7億円

高畑勲監督が「ホーホケキョとなりの山田くん」以来14年ぶりに手がけた劇場用アニメ。
日本で最も古い物語といわれる「竹取物語」をもとに、平安時代を舞台に知られざるかぐや姫の物語を描く。

高畑勲監督は、本作公開より4年後に死去しているため、この作品が遺作となりました。
そのテーマからか、日本より海外での評価が高い作品です。

平均レーティング 3.77

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