【洋画】まさかの結末!どんでん返しがすごすぎる映画 16選

STUNNER編集部
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ネタバレ厳禁、ラストにビックリなど、みんな大好き”どんでん返し映画”。今回はそんなどんでん返しに驚かされる洋画を厳選してご紹介します。

デヴィッド・フォンチャー監督らしいショック度の高いどんでん返し映画です。
主人公の身に起る予測不可能な出来事、たったひとりで闘わなくてはいけない厳しさ、その先にある真相には、唖然茫然です。

父の遺産を受け継いだ大富豪のニコラス(マイケル・ダグラス)は、弟から顧客娯楽サービス社CRSの御招待をプレゼントされる。
CRSに行ってみるとテストをされて、ニコラスは不合格になるが、その日から奇妙な出来事が次々と起こり、CRSの仕掛けた罠に振り回されていくことになる。

ニコラスは現実に起こるロールプレイングゲームのコマになっているような感じで、次から次へと起こる困難や謎のメッセージに追いかけられ、振り回されていきます。
挙句の果てには命も危ない状況になり「なんなのコレ」と思っていると……。

普通の人には耐えられない状況に置かれるニコラスですが、壮大などんでん返しと仕掛けには驚くこと必至です。

『トゥルーマンショー』

生まれたときから人生まるごとリアリティショーとして世界中に放映されていたトゥルーマンが、自力で人生を軌道修正しようとする物語。
「どんでん返し」力は弱いかもしれないけど、設定に驚かされる作品です。

赤ちゃんの頃から生活をすべて放送され、家族もすべて役者が演じているトゥルーマン(ジム・キャリー)。
やがて大人になり、トゥルーマンは仕組まれた人生に気づきいて、暮らしている離島から脱出したいと思うようになるが、番組の製作陣は巧妙にトゥルーマンが島から出られないように操作する。

ひとりの人間の人生を娯楽にするテレビ制作者の傲慢と、必死に抵抗するトゥルーマンの孤独な闘いが胸を熱くします。

人生が仕組まれたものであると知った時、すべてが創作の世界だと知った時の気持ちを思うとたまりません。
それにしても壮大な設定、人生を創るテレビセットには本当に驚きました。

ジム・キャリーの名演技とピーター・ウイアー監督の適格な演出が見事な作品です。

『ビューティフル・マインド』

ノーベル賞を受賞した天才数学者ジョン・ナッシュが病と闘いながらも素晴らしい功績をあげた物語。
ナッシュの統合失調症という病からの克服を夫婦愛で描いた感動的な作品なのですが、この映画にはあるトリックが仕掛けられているという、意外などんでん返し映画なのです。

大学時代から「天才」と言われていたナッシュ(ラッセル・クロウ)。
彼は天才として人生を歩み、卒業後も結果を残してきたが、ある日、ナッシュのもとにCIAの諜報員バーチャー(エド・ハリス)が現れ、ナッシュは暗号解読の極秘任務につくことに。
しかし、やがてソ連から命を狙われるようになり、妻(ジェニファー・コネリー)にも話せない極秘任務の責任の重さと恐怖に耐えかねてしまう……。

CIAの極秘任務がナッシュのストレスになり、言動がおかしくなっていく……というように思わせておいて実はまったく異なる展開には心底驚かされました。
これまでの出来事がガラガラと音を立てて崩れていく中、そこからの夫婦愛と再起は感動的。

ロン・ハワード監督の演出はジョン・ナッシュの天才の在り方を描きつつ、エンタティメントとして観客を飽きさせない工夫が随所に散りばめられた上質などんでん返し映画と言えるでしょう。

『アザーズ』

ニコール・キッドマンとスペインの人気監督アレハンドロ・アメナーバル監督が組んだホラー映画『アザーズ』。古い屋敷を舞台にした美しくも奇妙なホラー映画で、残酷なシーンはなくとも全編に気味の悪い空気が漂っており、どんでん返しも伏線がしっかり張られています。

第二次世界大戦後、ある島の屋敷にグレース(ニコール・キッドマン)と娘と息子が暮らしていた。
子供たちは色素乾皮症で太陽の光を避けて生活している。
その一家のもとに3人の使用人がやってきたのだが、なぜか家の中に家族と使用人以外の他者が現れるようになる。

厳格な母グレースと病気のせいで外に出られない子供たち。
使用人は奇妙な行動をとり、ときどき不法侵入者が入り込んでいることも恐ろしい。

しかし、視点を変えるとこの映画のトリックに気づくかもしれません。

映画はほとんど室内が舞台。なぜならグレースたちが家の外に出ないから。

その閉鎖的な空間が、この映画の謎の真相をうまく隠しています。

衝撃的などんでん返しではありませんが、閉ざされた空間の中に構築されたひとつの世界は見応えがあります。

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