【洋画】まさかの結末!どんでん返しがすごすぎる映画 16選

STUNNER編集部
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ネタバレ厳禁、ラストにビックリなど、みんな大好き”どんでん返し映画”。今回はそんなどんでん返しに驚かされる洋画を厳選してご紹介します。

スティーヴン・キングの同名小説をブライアン・デ・パルマ監督が映画化。
世界中で大ヒットした超能力ホラー映画で、デ・パルマ監督はこの成功を機にメジャーシーンへ。
主演のシシー・スペイセクは演技派女優を道を歩み始めました。

地味でおとなしいキャリー(シシー・スペイセク)は、ある日初潮を迎えるも、狂信的な母から何も教えられていなかったために出血を見て恐怖におびえ、それをクラスメイトの女子にバカにされ、いじめられる。
しかし、いじめが学校側にバレたため、主犯格だった少女はプロムパーティの出禁を命じられてしまい、キャリーを逆恨み。
パーティで彼女に豚の血を大量にあびせるが、そのショックでキャリーの超能力が爆発することに。

本作は謎解きではないので、意外な真相はありません。

ハイライトにおけるキャリーの超能力のすさまじさの中に彼女の怒りと悲しみが込められており、大殺戮の恐怖と同時に彼女に同情もしてしまいます。

唯一、キャリーへの思いやりを見せていたクラスメイト女子(エイミー・アービング)の身に起ることが、超どんでん返し。

全く想像の上をいく展開で驚くこと間違いありません。
ちなみにこのトリック、デ・パルマ監督は『殺しのドレス』のラストでも使っています。

『search/サーチ』

全編PCの画面で構成されたサスペンス映画として大ヒット。
SNSを駆使して、行方不明の娘を捜索する父親の目線で観客も一部始終を見ていく展開が新鮮。
ドキドキハラハラしつつ、最後に明かされる真相に驚かされました。

16歳のマーゴット(ミシェル・ラー)がある日行方不明に。
父親のデビッド(ジョン・チョー)は、娘のFB、インスタ、ツイッターなどに入り、その足取りをつかもうと懸命に行動に移す。
すると、娘が父に話していた楽しい学校生活の様子とは真逆の孤独な毎日がそこに綴られていた。
父は事件の担当になった女性刑事(デブラ・メッシング)とともに、SNSで娘とコンタクトをとっていた人物に連絡を取り始めるのだが。

本作は真相が明らかになってから、また最初から観たくなるタイプの映画です。
ちゃんと伏線が張られており、真相のヒントとなる人物や状況も登場しているからです。

観客を騙すミスリードもうまく、父親と一緒に観客も翻弄されること必至。

画面がずっとPCなのも気にならず、逆にいろいろな情報が画面に入ってくるけれど、わずらわしさもなく、逆にスリルを煽るという、演出の上手さを感じます。

『真実の行方』

リチャード・ギアとエドワード・ノートン共演のサスペンス映画。
まだ無名だったノートンですが、本作ではギアを完全に食った名演を見せて、アカデミー賞助演賞候補になりました。
二重人格の謎、最後の最後に明らかになるどんでん返しの真相など見応えある作品です。

大司教が殺され、司教の侍者であるアーロン(エドワード・ノートン)が血まみれで現場から飛び出してきたために逮捕される。
報道で大きく取り上げられた事件に興味を持った弁護士のマーティン(リチャード・ギア)は、この容疑者を担当すれば時の人になれると無償でアーロンの弁護を引き受けるが……。

本作は途中でアーロンの二重人格が判明します。
もうひとりのロイという狂暴な青年が司教の殺人犯、とされますが、それで事件は終わったわけではありませんでした。

実はもうひとひねりあり、それこそ事件の真相だったのです。

エドワード・ノートンの名演技に圧倒されて真相を見落としそうになりますが、冷静に真犯人が何を求めているかを考えればわかるかも。

マーティンが気づいたのは最後の最後、ある人物の一言がきっかけでした。
彼にとっては実にパンチの効いたどんでん返しでしょう。

『つぐない』

イアン・マキューアンの原作小説「贖罪」をジョー・ライト監督が映画化。
キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ。そして子役時代のシアーシャ・ローナンがこの映画ですでに魅力を開花させ、アカデミー賞助演女優賞候補になりました。

13歳のブライオニー(シアーシャ・ローナン)は作家志望の潔癖で神経質な性格な少女。
ある日、彼女は姉のセシーリア(キーラ・ナイトレイ)と庭師の息子ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)が愛しあう場面を目撃。
その後、従妹がレイプされる事件が起こり、ブライオニーはそれも目撃してしまう。
とっさに姉とロビーの情事を思い出し、姉にあんなことをしたロビーが犯人に違いないと思い込み、「私は目撃した。ロビーが犯人である」と警察に嘘をついてしまう。

現代だったらこんな嘘はすぐにばれてしまいますが、時代は1930年代。
彼女の証言を裏付けることなくロビーは冤罪でつかまってしまいます。

でも数年後、大人になったブライオニーは、それが自分の大きな間違いであり、ひとつの嘘で二人の愛を引き裂いてしまったことを知るのです。

嘘が人生を大きく狂わせてしまう恐ろしさを感じつつも、贖罪(しょくざい)がこの映画の秘密のワード。
ブラウニーが最後に語る真実には、驚きと悲しみで胸が苦しくなるほどです。

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