5.シウダー・フレアス(メキシコ)
人口:1,512,450人
殺人発生率:人口10万人に対して86人
シウダー・フレアスは約151万人の都市で、1ヶ月に平均して100人ものひとが殺害されています。これは、バグダッドやアフガニスタン・シリアよりも酷く、実際、ラテンアメリカの他喉の都市とくらべても3倍以上も多いです。
4.シウダービクトリア(メキシコ)
人口:349,688人
殺人発生率:人口10万人に対して86人
シウダービクトリアでは、10万人に対して100人もの人が殺害されています。
この都市は犯罪率が高く、公共の施設では、金属探知機などを使用したり厳しいセキュリティーが徹底されています。
また、シウダービクトリアは、教育環境が悪く、経済発展も乏しく、このことが更なる犯罪を引き起こす原因となっています。
3.カラカス(ベネズエラ)
人口:2,682,801人
殺人発生率:人口10万人に対して100人
カラカスの殺人発生率は、2012年から2013年にかけて54%も上昇し、1089件に及びました。
カラカスの殺人発生率は、ニューヨークの5倍以上とも言われています。
2.アカプルコ(メキシコ)
人口:779,566人
殺人発生率:人口10万人に対して111人
アカプルコは、メキシコシティに次ぐ「世界で2番目に危険な都市」です。
10万人に対して111人もの住民が殺害されており、麻薬密売組織やその他の犯罪組織によるものが大半です。
1.ティファナ(メキシコ)
人口:2,049,413人
殺人発生率:人口10万人に対して138人
ティファナは、人口10万人に対して138人もの人が殺害されており、近年「世界で一番危険な都市」と言われています。
ティファナは、ウクライナのバグダッドや、ドネツク、ソマリアのモガディシュなどの戦争で荒れ果てた都市よりもひどい状態で、無差別な暴力事件や麻薬組織同士のギャング戦争により、殺人発生率は増加している。
メキシコの大統領、エンリケ・ペーニャ・ニエトは、殺人発生率が前年比125%上回ったことをもって、2017年2月に緊急事態宣言を出し、何百万ドルも費用を費やして対応しているが、相変わらず状態は悪化する一方です。
ラテンアメリカの都市は高い殺人発生率に悩んでいますが、ティファナに匹敵する都市はほぼありません。
まとめ
北アメリカ・アフリカ・中米・中東などの都市は、今後も危険な都市であり続ける可能性が高いです。
社会が豊かになるにつれて、犯罪率は減少する傾向になっており、これらの地域は、貧しさや地域の脆弱性が犯罪を引き起こす大きな要因となっています。
ヨーロッパやアジアの都市は、犯罪率が低く、安産な場所が多いと言われています。
参考記事:https://www.wonderslist.com/10-most-violent-cities-in-the-world/