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『ウォーキング・デッド』全シーズンで最も印象的なセリフ 10選

STUNNER編集部
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ウォーカーが跋扈する世界で極限状態にさらされながらも生き延びるために奮闘する生存者の姿を描いた『ウォーキング・デッド』。個性豊かなキャラクターたちの会話では、数々の名セリフも登場してきました。今回は、全シーズンの中から特に印象的なものをご紹介します。

5.「いつか この痛みは 有益となるだろう(Someday This Pain Will Be Useful To You.)」

シーズン6の折り返し地点である第8話「雪崩」で最期を遂げたアレクサンドリアの初代指導者ディアナ・モンロー。

死の床で彼女がささやいたのがこの言葉でした。痛みがあるからこそ、人は無気力な状態から立ち上がることができ、よりよい明日を求めて戦うために必要な力を得ることができる…。

死と暴力が付きまとう無秩序な世界の中で生きる生存者たちのテーマともいえる名セリフです。

4.「今は 何をすべきかわからない(Everything Now…Just Consumes You.)」

シーズン5第6話「ふたり」では、ダリルとキャロルが、シーズン4の最後にグレイディ記念病院の者に誘拐されたベスの救出作戦に出ることに。

このエピソードでは、ダリルとキャロルが心の内に秘めていた記憶に触れるシーンが多く、特にキャロルのこのセリフは、彼女の過去が垣間見える悲しくも印象的なものでした。

キャロルがこれまで経験してきたこと、そして最愛の娘ソフィアを、この世界で考えられる中でも最も残酷な形で失ったことを考えれば、一日一日を過ごすのがやっとな中で悲劇が重なり、決心が揺らいでしまった彼女の心境は、察するに余りあるものでした。

3.「花を見るのよ リジー(Look At The Flowers.)」

『ウォーキング・デッド』の中でも、最も印象的で、そして最も不穏な空気の漂うエピソードの一つとして挙げられるのが、シーズン4第14話「正気な狂気」です。

刑務所陥落後に出会ったタイリースとキャロルは、リジーとミカのサミュエル姉妹、そして赤ん坊のジュディスの面倒をみることに。

このエピソードは、キャロルにとって最も悲惨な出来事の一つでもあります。

キャロルは、ウォーカーに転化させるために自分の妹を殺害したリジーを、手にかけることを余儀なくされてしまいます。

今や番組を象徴する有名なセリフとなった「花を見て」というフレーズの初出エピソードであり、多くの番組のファンにとって心に深く残るトラウマとなったエピソードです。

2.「おやすみなさい、愛しい人(Goodnight, Love.)」

シーズン3でのローリの死は、この崩壊した世界での出産がどれほど危険を伴うものなのか…という極めて現実的な問題に向き合った結果といえるでしょう。

リックの妻、そしてカールの母親でもある彼女は、この絶望的な世界の中で、生まれてくる赤ん坊の未来を憂いながらも出産を決意します。

マギーが緊急帝王切開を行い、ジュディスを取り上げた後、出血が収まらず薄れゆく意識の中で、ローリがカールに残した最後の言葉は、ただ「おやすみなさい、愛しい人」でした。

そして、彼女の死はカールとその父であるリック双方の道を永遠に変えることとなりました。

1.「痛みは消えない 受け入れるのよ(The pain Doesn’t Go Away; You Just Make Room For It.)」

シリーズ初回から登場し、シーズン3最終回で亡くなるまで主要キャラクターとして活躍したアンドレア。

特にシーズン2でのベスとの会話では、生きる希望を失い、自ら死を選ぶことを考える彼女に対して、あえて彼女の意志を尊重して放置する、というきわめて大胆な決断を下しました。

マギーやローリからは猛反発されたこの行為ですが、その結果、ベスは命を絶つことにとらわれていた状態から遠ざかることに成功します。

自らの意志で自分を傷つけることから離れる、ということは、トラウマや喪失感を抱えながらも、よりよい明日を夢見て踏ん張る登場人物たちにとって、非常に重要な課題でもあったのでした。

参考記事:https://screenrant.com/the-walking-dead-best-memorable-quotes-ten-seasons/

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