5位 哲仁王后（2020年）
『哲仁王后』は、コミカルな演出とセリフに思わず笑ってしまう歴史コメディーです。
現在と過去がひとつに結ばれており、新進気鋭のシェフが事故に遭い、朝鮮時代に女性となって目覚めます。
それもただの女性ではなく、王妃として目覚めます。
現国王は穏やかな人物ですが、王妃が明らかにし始めていくと暗い秘密の一面を持っていることがわかります。
国の腐敗が進む中、王妃の現代の生活と朝鮮時代の生活が融合してき、その過程で見られるコミカルでぎこちない演出が目をひきます。
4位 善徳女王（2009）
『善徳女王』は、韓国ドラマ時代劇の最高峰として有名で、政治的な不安と混乱にハラハラしてしまいます。
王妃になることを望む権力欲の強い側室の存在を心配し、身の安全のために幼くして送り出されたイ・ヨウォン。
忠臣に育てられた彼女は、自分の正体を知るようになり、王位の正当な地位を取り戻して側室を倒すだけでなく、双子の妹のために正義を貫こうとします。
このドラマは、主人公が女王になるまでの旅路と、密室での苦悩を描いています。
3位 麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜（2016）
歴史ロマンスにちょっとしたファンタジーやタイムトラベルを絡めたいというファンにはうってつけです。
中国のリメイク版であるため、海外で大きな成功を収めました。
25歳の女性が941年に飛ばされ、王家の王子と出会うという身体入れ替え型のドラマです。
良い男と悪い男との三角関係がなければドラマは成り立ちません。
主人公は心優しい王子に恋心を抱きますが、仮面で顔を隠した別の王子にも惹かれていきます。
そしてその恋の合間に、危険な宮廷政治や王位をめぐる争いに巻き込まれてしまいます。
2位 ミスター・サンシャイン（2018）
『ミスター・サンシャイン』は、メロドラマ、うっとりするような三角関係、そして史実を生かしたストーリーで、韓国ドラマファンに人気です。
ファンからは、時代設定だけでなく、歴史的な出来事を正確に描写している点が評価されました。
また、他のドラマとは異なり、1800年代後半の日本による韓国併合以前が舞台となっています。
チェ・ユジン（イ・ビョンホン）はかつては奴隷でしたが、アメリカに脱出し、海兵隊の将校となりました。
任務のために朝鮮に戻りますが、すぐに貴族の孫娘と恋仲になります。しかし、彼女は普通の貴族ではなく、義兵でした。
主人公は朝鮮植民地化の陰謀と主権争いを暴いていきます。
1位 六龍が飛ぶ（2015）
最も多く票を獲得したのは、2015年のドラマ『六龍が飛ぶ』です。
2011年に公開されたドラマ『根の深い木』の前日譚として捉えられており、実在する架空の人物と朝鮮王朝の興隆における基盤に焦点を当てたストーリー展開になっています。
父親の王朝設立を助けた王子で、将来は王になるイ・バンウォン（ユ・アイン）にも焦点を合わせていて、登場人物の栄枯盛衰、刺激的なアクション、ドラマ、説得力のある政治的対立など、あらゆる要素が盛り込まれています。
参考記事：https://screenrant.com/best-k-dramas-historical-period-piece-imdb/
