- 『The O.C.』ミーシャ・バートン
- 『ハウス・オブ・カード』ケビン・スペイシー
- 『HAWAII FIVE-0』ダニエル・デイ・キム&グレイス・パーク
- 『NYPDブルー』デヴィッド・カルーソ
- 『ヴァンパイア・ダイアリーズ』ニーナ・ドブレフ
- 『ギルモア・ガールズ』ジャレッド・パダレッキ
- 『グレイズ・アナトミー』サンドラ・オー
- 『グレイズ・アナトミー』T・R・ナイト
- 『グレイズ・アナトミー』キャサリン・ハイグル
- 『シカゴP.D.』ソフィア・ブッシュ
- 『シカゴ・ファイア』モニカ・レイモンド
- 『クリミナル・マインド』 ローラ・グラウディーニ
- 『SUITS/スーツ』パトリック・J・アダムス
- 『BONES』ジョン・フランシス・デイリー
- 『CSI:科学捜査班』ローレンス・フィッシュバーン
- 『クローザー』キーラ・セジウィック
- 『キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き』スタナ・カティック
- 『リーサル・ウェポン』クレイン・クロフォード
『The O.C.』ミーシャ・バートン
第1話が放送されてすぐに大ブレイクし、全米で”It Girl(イットガール)”と呼ばれる注目の若手女優になったたものの、わずか3シーズンで降板。
ミーシャは番組を去った後、「私のキャラクターはたくさんつらい経験をした。これ以上彼女がすべきことはないわ」とAccess Hollywoodに語りました。
また、番組であまりいい時間を過ごせなかったことを認めており、2016年に出演した『Dancing With The Stars』では、「もう自分がこの仕事を楽しんでいるか分からないと感じる段階に来ていたの。」と当時のことを振り返りました。
その後は1年休業して、故郷イギリスに帰国。
激やせと激太りを繰り返したり、精神科病院に入院したりと見た目も変わってしまい、私生活もキャリアも下降気味だったミーシャ。
本人としては番組をやめる必要があったのかもしれませんが、その後のアップ&ダウンを考えると「降板はもったいなかった」と思わずにはいられません。
『ハウス・オブ・カード』ケビン・スペイシー
2017年、ケビン・スペイシーに対し、いくつかの性的暴行疑惑が報じられました。
結果としてケビンは『ハウス・オブ・カード』から解雇されることに。
2020年には、「ハウス・オブ・カード」製作会社に対し3100万ドルの支払い命令を受けています。
番組はケビンの穴を埋めるため、主役のフランク・アンダーウッドを心臓発作で死亡させ、ファイナルシーズンはクレア役のロビン・ライトを単独の主役に据えました。
ケビン・スペイシーはセクハラを告発されて以来、ハリウッドで仕事をしていません。
『HAWAII FIVE-0』ダニエル・デイ・キム&グレイス・パーク
人気のロングランシリーズから、2名のレギュラーキャストが同タイミングで降板となったことで話題になりました。
Varietyはダニエルとグレイスが白人キャストと同じ出演料を求め、交渉が決裂したことが降板の理由と報道。
さらに、ダニエルがFacebookで「平等への道には困難はつきものです」とこれを認めるようなコメントを投稿したため、ファンの間でも大きな騒動となりました。
これを受け放送局である米CBSは、二人に大幅なギャラアップをオファーしたが、残念ながら契約合意に至らなかった、という声明を出しています。
『NYPDブルー』デヴィッド・カルーソ
12シーズン続いた名作ドラマ『NYPDブルー』で、ジョン・ケリー刑事を演じたデヴィッド・カルーソ。
第1シーズンはエミー賞を含む多くのアワードにノミネートされ、デヴィッド自身もゴールデングローブ賞主演男優賞に輝きました。
デヴィッドは次のシーズンのギャラとして、これまでの倍以上にあたる10万ドルを要求。
しかしながら、ギャラ交渉は決裂し、シーズン2では4話分だけ出演して番組を去ることとなりました。
その後8年間は、出演作で主役の座につくことができなかったものの、2002年『CSI:マイアミ』の主人公ホレイショ・ケイン役に抜擢。
10シーズン続いた『CSI』のギャラは1話37万5000ドルだったとのこと!
2011年最も稼いだTV俳優では7位にランクインし、ようやくデヴィッドも満足できたことでしょう。
『ヴァンパイア・ダイアリーズ』ニーナ・ドブレフ
『ヴァンパイア・ダイアリーズ』で主人公のエレナ役を演じた、ニーナ・ドブレフ。
番組のヒット後は全米の若者から絶大な支持を得て、ティーン・チョイス・アワードなどの賞では合計15回受賞を果たしました。
しかし2015年、ニーナはシーズン6で降板することをインスタグラム上で発表。
当初から契約が終了したら去るつもりだったものの、なかなか踏み切れなかったよう。
のちにニーナは、「降板することは私をいっそう怖がらせたの。もう仕事が得られなかったらどうしよう?という恐怖を感じていたわ。そんなことにならないよう5倍ハードに働こうって思ったの。」と語りました。
降板後は『トリプルX:再起動』などの映画に出演し、2019年にはCBSのシットコム『Fam』で主演を務めました。