10位:ポカホンタス/『ポカホンタス(1995)』
ポカホンタスは、映画を通してたくさんの知恵を与えてくれる珍しいプリンセスです。
多くのディズニープリンセスが熱しやすく、行動派であるのに対し、ポカホンタスは控えめで、熟考型です。
このストレスフルなご時世では、隣にいて欲しい存在と言えるでしょう。
映画的には問題も多く、事実上不正確な描写も含まれていますが、作中のポカホンタスからは自然のことなど、多くを学ぶことができます。
9位:アナ&エルサ/『アナと雪の女王(2013)』・『アナと雪の女王2(2019)』
公式のディズニープリンセスではありませんが、2つの劇場映画を通じて観客の心を掴んだアナとエルサが、堂々のランクインです。
二人の思いやりに溢れた性格や、アレンデールのために立ち上がる勇気など、人々のお手本となるようなキャラクターが共感を呼んだのでしょう。
特にアナは、エルサがどんな状態にあっても決して見放すことなく、姉妹の強い絆と家族の大切さを表現してくれています。
8位:メリダ/『メリダとおそろしの森(2012)』
親が望んだ結婚を否定し、自分の人生を自分で切り拓いていくメリダ。
これまでの伝統的で乙女な性格のプリンセスとは、一線を画す存在です。
王子たちの助けを借りることなく、自分自身の力で困難に立ち向かっていく様子は、実に痛快です。
家族との確執と和解も、大きな見どころでしょう。
メリダはピクサー初のディズニープリンセスとして知られていますが、この後、ピクサーからまた新たなプリンセスが登場するのか、注目したいです。
7位:ティアナ/『プリンセスと魔法のキス(2009)』
ティアナは、もしかしたらディズニーで最も過小評価されているプリンセスかもしれません。
なぜなら、ティアナは夢を持つことの大切さ、その夢を叶えるために懸命に働くことの大切さを、教えてくれているからです。
作中ではほとんどカエルの姿であるにも関わらず、信じられないほど親近感を持てるのは、ティアナのキャラクターの成せる技でしょう。
カエルであろうがなかろうが、夢に向かって頑張る姿が人々の共感を呼ぶのです。
6位:アリエル/『リトル・マーメイド(1989)』
ディズニープリンセスと聞いて、アリエルを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
『リトル・マーメイド』には時代を超えて愛される魅力があり、アリエルの自分探しの大冒険は、観る人を引き込んでいきます。
強気で、冒険心に溢れるアリエル。
正直に言うと、すぐにトラブルに巻き込まれるので、もっと慎重に行動すべきですが・・・。
そんなびっくりさせられる行動力を含めて、ファンの人気を得ているようです。