【グロすぎてつらい】胸糞悪い凶悪犯罪を描いた邦画 おすすめ13選

STUNNER編集部
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スカッと楽しい映画もいいけれど、人間の狂気を描き、暗い気持ちになる映画も時々無償に観たくなりますよね。今回は、気分が落ち込んでいるときには絶対おすすめできない、殺人や犯罪を描いた「胸糞悪い」日本映画をご紹介していきます。

「盲目女性VS殺人鬼」!手に汗握るエンタメスリラー

事故で視力を失った元警察官の女性が誘拐事件を「目撃」し、猟奇殺人犯から女性を救うため奔走するサスペンススリラー。韓国映画『ブラインド』の日本版リメイク。
主人公の盲目女性を𠮷岡里帆が演じています。

『暗くなるまで待って』系の目の見えない女性VS殺人鬼の要素に犯人捜しミステリーを加え、エンタメスリラーとして見事に成功しています。また、韓国版や先に製作された中国版リメイクよりも登場人物の心情を深堀りすることで、日本映画らしい心理描写に迫る作品になっています。

R15作品なので、なかなかエグい殺害シーンもあります。苦手な方はご注意を。

怒り

愛した人は、殺人犯なのか?

閑静な住宅街で起きた、猟奇的な殺人事件。犯人は逃走、警察の懸命な捜査も空しく足取りはつかめぬままだった。
同じ頃、東京、千葉、沖縄に現れた素性不明な男たち。彼らとそれぞれ関わりをもった人々は、ある疑念を抱く。「目の前にいるこの男は、殺人犯なのではないか……?」
「もしかしたら」と「信じたい」の狭間で揺れ動く人間たちを描いたヒューマンミステリーです。

ハングマンズ・ノット

最強VS最凶!モラル度外視の殺し合い

粗暴で自己中心的な最凶チンピラ影山兄弟とコミュ障のサイコパスストーカー柴田。交わることのなかった彼らの人生が交錯した時、最悪の惨劇が幕を開ける…。

「家族総出で認知症のおじいちゃんに餅を食べさせて殺そうとする」という不謹慎すぎるあらすじが物議をかもした『ファミリー☆ウォーズ』の阪本裕吾監督による自主制作映画。

共感度ゼロのキャラクターたちの、リアルもモラルもへったくれもない暴れぶりに、一体どういう生き方をしていたらこんな話を思いつくんだ…と呆然。しかし最初はドン引きしていても、途中からそんな奴らを応援したくなるのが本作の不思議な魅力。この倫理観の逆転はハネケの『ファニーゲーム』以来かも!(さすがに褒めすぎか 笑)
前代未聞のお葬式シーンは腹がよじれるほど笑いました。低予算ながらアイデアと勢いの力技で魅せる超怪作です。

黒い家

「心がない」人間の恐怖

生命保険会社に勤める若槻は自傷して保険金をだまし取っているのではないかという疑いのある菰田夫妻を調査することに。すると夫妻の底知れぬ悪行が明らかとなり、若槻は踏み入れてはいけなかった人間の闇に触れることとなる…。

森田芳光監督、大竹しのぶ主演のサイコホラー。いわゆる「サイコパス」を題材にした貴志祐介の同名小説の映画化。
殺人犯であり保険金詐欺の常習犯である菰田幸子を演じた大竹しのぶの鬼気迫る演技は、現在も語り草となっています。前半は基本無表情&目が笑ってない、後半は相当のイカれっぷり。迷言として名高い「乳しゃぶれ~!」のシーンは怖すぎて笑うしかない。

原作者が同じで本作同様「サイコパス」を扱った三池崇監督作『悪の教典』も伊藤英明のキレっぷりがすさまじいです。

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