5.ウェスタロス(『ゲーム・オブ・スローンズ』)
ジョージ・R・R・マーティンのファンタジー小説『氷と炎の歌』、そしてHBOで大成功を収めたドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の「既知の世界」における3大陸のひとつ、ウェスタロス。
物語で起きるほとんどの出来事の主要な舞台であり、HBOによるスピンオフ作品『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』では、さらに多くの伝承が語られる予定となっています。
ウェスタロス大陸は、凍てつく北から穏やかな南まで、景観や文化の多様性という点で多くのものを兼ね備えていますが、政治的・歴史的な面では中世イギリスの歴史、特に「薔薇戦争」として知られる内戦がおこった激動の時代を彷彿とさせる世界観で人気を博しました。
4.ナルニア(『ナルニア国物語』)
J・R・R・トールキンの親友であるイギリスの作家C・S・ルイスの天才的な創造力から生まれたのが、言葉を話す動物に神話上の生き物が闊歩し、すみずみまで魔法で満たされた『ナルニア国物語』の神話的世界です。
限られたごくわずかな人間(通常は子供)だけが、魔法のクローゼットを通って訪れることが許されている場所でした。
ナルニア国は、トールキンの「中つ国」に匹敵するほどに詳細で豊かな世界であり、数多くの異なる国や民族、多様な風景、そして宇宙論さえ存在するほどです。
C・S・ルイスの生まれ故郷で、力ある王国と神話上の生き物に彩られた長い歴史を持つアイルランドから着想を得たとされています。
3.アスガルド(「北欧神話」)
オーディンやトールをはじめとする北欧の神々の故郷であり、大樹ユグドラシルの下にある9つの世界の一つ、アスガルド。
アスガルドには、人間が暮らす世界ミッドガルドに通じるビフレスト橋や、名誉ある戦士の魂が集まるオーディンの宮殿ヴァルハラなど多くの名所があることでも知られていますね。
アスガルドそのものは、数多くのコミックや映画、ゲームに登場しており、MCUではソーとロキの故郷として、ゲーム『アサシン クリド ヴァルハラ』本編とそのDLCでも物語の舞台の一つとして登場しました。
2.ホグワーツ魔法魔術学校(『ハリー・ポッター』)
J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』やその後の映画化作品の中心的存在であるホグワーツ魔法魔術学校は、魔法使い、魔法、神話上の生物が暮らす秘密のパラレルワールド「魔法界」にあります。
ホグワーツは、魔法使いが通う英国屈指の寄宿学校で、入学した生徒は4つの寮に振り分けられ、90年代の子供たちはみな、ホグワーツに入学するための手紙を受け取ることを夢見たものでした。
学校はスコットランドのハイランド地方にある、湖を見下ろす崖の上に立つ巨大な中世の城で、周囲を魔法の森で囲まれており、ユニバーサル・スタジオのテーマパークでは、ホグワーツをはじめ、ダイアゴン横丁やホグズミード村などおなじみの場所が再現されています。
1.中つ国(『指輪物語』)
「中つ国」は、作者J・R・R・トールキンが、それぞれ独自の文法とアルファベットを持つ10の母国語を構築したほどに緻密なファンタジー世界であり、ほかの多くのファンタジー作品が指標にしている最も優れた例の一つです。
多様な民間伝承、壮大な風景、何千年にもわたる歴史など、トールキンの「中つ国」は、彼の小説『ホビット』と『指輪物語』、そしてその後のさまざまなマルチメディア作品で最も顕著に表現されています。
参考記事:https://screenrant.com/greatest-fantasy-worlds-ever-created-according-to-ranker/