5. 汚名 (1946)
サスペンス映画の巨匠であるアルフレッド・ヒッチコック監督が、スパイ映画でもその手腕を発揮していても不思議ではないでしょう。
『汚名』は、ナチスのスパイだった父親を持つ娘が、アメリカのエージェントにリクルートされて、残党ナチスの司令部に潜入するという物語です。
ケーリー・グラントとイングリッド・バークマン主演のこのハリウッド古典映画は、今でも観客を魅了します。
4. 007 カジノ・ロワイヤル (2006)
ダニエル・クレイグが初めてジェームズ・ボンドを演じた『007 カジノ・ロワイヤル』。
ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じることに懐疑的であった批評家をも黙らせるほど、まだスパイとしてのキャリアを始めたばかりのジェームズ・ボンドを好演しました。
3. ボーン・アルティメイタム (2007)
シリーズ第3作目となる『ボーン・アルティメイタム』でも、ジェイソン・ボーンは自分の過去を探ります。
真実に近づけば近づくほど、敵も迫ってくるのでした。
続く4作目やスピンオフ作品は残念な結果となりましたが、『ボーン・アルティメイタム』でシリーズの結末を迎えたと言っても良いでしょう。
もちろんスリル、見ごたえあるアクションやカーチェイスも健在です。
2. 北北西に進路を取れ (1959)
アルフレッド・ヒッチコック監督をスリラー映画の巨匠たらしめる『北北西に進路を取れ』。
スパイ映画ジャンルとしては少し変わったプロットとなっており、一般人がシークレット・エージェントと間違えられて、敵に追われるというお話です。
映画史上に残る数々の名シーンがある、スリラー映画の最高傑作です。
1. 善き人のためのソナタ (2006)
フランシス・ソフィア・コッポラの『カンバセーション…盗聴…』に似たプロットですが、こちらのドイツ映画はよりスパイ映画色の強い映画です。
1984年の東ドイツを舞台に、あるカップルの監視任務を担うスパイが主人公となっています。
銃の撃ちあいや爆発といった派手なアクションもスパイ映画の醍醐味ですが、『善き人のためのソナタ』を見ると、そういったものがなくても緊張感のある魅力的な映画になり得ることを実感させられます。
参考記事:https://screenrant.com/best-spy-secret-agent-movies-according-imdb/